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器用貧乏

2009年01月17日 21:12

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、世の中どーなっちまうんすかねぇ。

あるレコ屋行ったら、「円高還元セール!」とかいって、輸入盤買うとお値段10%OFFっつーキャンペーンやっとりました。なんか「対象作品(殆どたんまり売れて儲けをとった作品ばっかでマニヤックな俺が欲しい作品は皆無。)を二枚買うと一枚あたり1490円」とかいう商法を変えたよーなもんですが、「輸入盤ならなんでもOK」っつーんで、ピーター・グリーンのスプリンター・グループのアルバム二枚がカップリングされたのが安かった上に「これどっちもピンだと廃盤じゃん」っつーんで手に取りまして、ついでにギランの『フューチャー・ショック』を買いました。



 以前の記事でも書きましたが、イギリスのアーティストって変態ってかマニヤックだと思います。

んで、耳あたりの良さとかなら、ぜってーアメリカのバンドとかのが上だと思うんですが、日本人でイギリス産ロックが好きってファンは多いです。

位置する北緯が近いからとか、色々説がありますが、これなんなんすかね?

大衆音楽評論家がイギリスのバンドの多くを絶賛して紹介したからってのもあるんでしょーが。



 イアン・ギランって不憫です。

ディープ・パープルが最も売れた時期のヴォーカル故に、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントに対抗したよーな絶叫スタイルしか印象に残ってねーです。つまり、シャウトしねーイアン・ギランはただの怪獣みてーな名前の奴さっつー。

江頭2:50がいくら笑いに真摯でもゲテモノ芸人と世間一般が思ってるのに似てます。

でも、このしと、かなーり深いです。

ディープ・パープル時代も哲学的かつ抽象的な歌詞を書いたり、言葉の韻を踏んだダジャレみてーな歌詞をシングル・カットされる曲に用いたり。

んで、ディープ・パープル以外に色々キャリアがありまして、パープル脱退後に結成した自身の名前を冠したバンドじゃ、最初はフュージョンのロック色を強くしたみてーな音で、その後はオールディーズを自己流に解釈したようなハードロック路線に移行しとります。

かと思えばブラック・サバスに一枚だけ参加してですね、見事にバンドに溶け込んだ歌を聴かせてくれてます。

他にもパープル加入以前から仲のよかったロジャー・グローバーと共作した、ニューエイジっつーかニューウェイヴ・ポップみてーなアルバムが今聴くと秀作だったりします。

挙げ句、パープル時代の代表曲であるSmoke On The Waterをヒップ・ホップでやってみたりと、同じしととは思えんのですが、歌唱法とかはあんまり変わってねーっつー。

不思議です。とってもビックリはミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』(確か発表はパープル加入前か加入直後。)のロック版にジーザス・クライスト役として抜擢されたこともあるんですが、ここではパープル時代の絶叫スタイルなんですが違和感がねーっつー。

これは器用貧乏ってやつじゃねーかと。



 イアン・ギランがメンバーを流動的に変えながら続けたバンド、ギランはメタル/ハードロックのムーヴメントが1980年代初期に勃発した頃は高評価だったみてーですが、自分の趣味が反映された音は、ブームが終わってみると「B級臭い」とか「地味」と評価がイマイチだったんですが、最近になってCD化された作品が再発されてですね、後追いの僕からすると「なんだよ、奇妙なカッチョよさがあるじゃねーかよ」と思うのです。

今回、僕が買うた『フューチャー・ショック』にはNew Orleansっつーメタル・ブーム黎明期にありながらオールディーズ臭がぷんぷんする曲があったり、エルヴィス・プレスリーのTroubleのカヴァーが収録されとります。

これが意外と、てか、Lucileなんかと並んでギランのライブの定番になる曲で秀逸だと思います。(『フューチャー・ショック』より『グローリー・ロード』に収録した方が音的に統一されたと思うのだが。)

多分、これはガキの頃にアコギ抱えてエルヴィスやバディ・ホリーを歌っていた経験が昇華したのかな、と。

んで、バンド創設者すらいなくなったディープ・パープルで井上順みてーな風貌になりながらも彼は気炎を吐いとります。去年だか一昨年には色々ミュージシャンを招いてセルフ・カヴァー集を発表しとりました。

でも、再評価はあるかも知れんですが、正当な評価がなされるこたぁねーんだろうなぁ。
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コメント

  1. マキ | URL | 79D/WHSg

    1 ■ギランギラン

    ギランちゃんがサバスで歌ってるアルバム、実際人気は出たんでしょうか。私はめっちゃめちゃ気に入って今でも聞きますけどね。湿りを帯びた明るい声質にあのドゥームな音階って、ヒッジョーにまがまがしいでしょう。

  2. ハンク | URL | 79D/WHSg

    2 ■Re:ギランギラン

    『悪魔の落とし子』!
    あの後、作風変わったのに傑作だった『ヘヴン・アンド・ヘル』があったから忘れられてるけど、あれは名盤。
    声の立ち上がりがオジーより速いから、TrushdとかDigital Bitchみたいにアップ・テンポの曲もいいし、声質の変わり目だったから、Zero The Heroみたいなサバス節全開のも絶妙。
    ただ、ギラン曰く「トニー(・アイオミ)は本当に良い奴で、仕事をしていて楽しかった。ただ、後悔していることは、サバスのステージでSmoke On The Waterを歌ったことだ」。

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