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孤高のセンズリスト

2011年08月25日 20:37

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、久し振りに『ジーザス・クライスト・スーパースター』を通して聴きました。
まだPC関係が無知だった僕ぁ、MP3にすりゃいつでもCDと同じ音質に戻せると思い、今より金が無かった頃にCDをデカイ段ボールに詰めて売っ払ったことがあります。
が、今じゃジョーシキですが、MP3やWMAやらは元の音質に戻らねーです。
んで、当時の「これだけあれば十分」なビットレートって今の半分以下なんすよね。
んなわけで、CDを買い直そうと思ったらミュージカルの他に映画もあったことを知りました。
日本じゃDVD化されてねーんですが。海外はとっくの昔にDVDになってます。
なんなんすかね?
キリスト教圏じゃねーのに、モンティ・パイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』とか、キリスト教が絡むと中々DVDやら現行のフォーマットで再発されねーっつー。
逆な気がしますが。壺売り団体とかが厄介なんでしょーか?
「神も仏も無え!」と言うよーに、殆どの日本人は無信仰ですが、映画『パッション』にキリスト教圏じゃ「あまりにショッキング...」とゲッソリして出てきた客が多数いたと聞き観ても「ここがショッキングなわけですね」と棒読みですから。
因みに、映画版『ジーザス・クライスト・スーパースター』の動画を観ましたが、こっちのが『パッション』どころじゃねーと思うんですが。クライマックスが。
『ライフ・オブ・ブライアン』でさえ「処刑シーンは、敢えて手を杭ではなく紐で縛る演出にした」のに、『パッション』でゲッソリすんなら、即死もんじゃねーかと。

 今じゃ当たり前になったロック・オペラや、ポップ・ミュージックを盛り込んだミュージカルですが、恐らく最初にそーいったことをやったのが『ジーザス・クライスト・スーパースター』だと思います。1970年発表ですから。
当初は舞台なんざ想定しておらず、二枚組のレコードで出したらキリスト教原理主義団体やらからバッシングされつつ「これは画期的だ!」と翌年ミュージカルとして舞台になったいきさつがあります。
僕がオペラやらを聴くきっかけになったのは、昔お付き合いしてた女性がオペラをやってたこともあるんですが、『ジーザス・クライスト・スーパースター』はイエス役にディープ・パープルのイアン・ギランが抜擢されたから愛聴しとりました。
日本版Wikipediaには「当時人気絶頂だった~」と抜擢理由が記されとりましたが、制作された1969年のディープ・パープルは落ち目でして、新たにイアン・ギランが加入して『イン・ロック』発表前あたりだと思います。(イアン・ギランはディープ・パープル加入前にフォークやロカビリー調の曲でプロ活動を行っていた。)
なので、アート・ロックから全盛期のハードロック路線に変遷し成功したため、舞台もイエス役はイアン・ギランを想定しとったそーですが、売れっ子になっちったんで実現しなかったっつーエピソードを目にしたことがあります。

 ディープ・パープルで有名になり、殆どのしとには「元祖絶叫マシーン」としてお馴染みですが、イアン・ギランっつーしとは器用なしとで、ケッコー前から書いてますが、言葉遊びが巧かったり、ヒップホップが流行しだすあたりにラッパーとSmoke On The Watarをコラボしたりしてます。
んで、『ジーザス・クライスト・スーパースター』で、主役に抜擢された理由がわかる歌唱力の高さと、声による演技を聴かせてくれます。
磔にされ、「神よ、お許しください」と懇願したり「俺の母親は誰なんだ?」といった呟きですね。
ディープ・パープルは1972年発表の『マシン・ヘッド』で確固たる地位を築きましたが、『ジーザス・クライスト・スーパースター』も世界的に有名になり、日本だと劇団四季が日本国内で有名にしました。

 歴戦の猛者なんで、おそらく即興だと思いますが、再結成したディープ・パープルが『ハウス・オブ・ブルーライト』(お楽しみハウスっつー意味だな。)発表後のツアーを収録したライブ盤『ノーバディーズ・パーフェクト』にて、一節を披露しとります。
ただ、言葉遊びが巧妙故、替え歌ですが。しかも自分のパートじゃなくユダのパートです。
てか、劇中のイエスを「若気の至り。カリスマ性だけで短絡的だ」とユダが心配すれば、マグダラのマリアは「男は数多く知っている。でも、彼は底が見えない...」とついていくべきか悩むっつー、バッシングされても仕方ねー設定だからか、イエスのパートはあんま有名じゃねーです。

 英語がある程度理解できるしとなら、日本語版じゃなくオリジナルの歌詞を読んでみてほしーんですが、クライマックスで現代と二千年前が交差します。
ここらへんが日本人からするとおもれーですね。
原曲は殺されたユダが処刑寸前のイエスに問う内容です。
略すと

俺には理解できないんだが、もっと上手くやれたんじゃないか?
紀元前のイスラエルにはマスメディアも無い。
あの世には色んな教祖様がいるんだろ?
仲良くやってっか?
貴様の、あの最期は狙ってやったのかい?
なあ、教えてくれよ。


そこで有名なサビです。

ジーザス・クライスト
貴様は誰で、何を生け贄にしたのだ?
ジーザス・クライスト・スーパースター
一体何者だ?本当に貴様は人々が思うような存在なのか?
俺を疑うな。教えて欲しい
何者で、何を犠牲にしたんだ?
悪く思わないで欲しいんだ。教えて欲しいんだよ、イエス!


で、イアン・ギランはこーです。

ジーザス・クライスト・スーパースター
てめえ、何様のつもりだ?
ジーザス・クライスト・スーパースター
オメエ、一体なんなんだよ?


原曲だと「Who are you? What have you sacrificed?」のとこを「Who do you think you are?」に変えてるんですね。
こりも日本人だと、何とも思いませんが、ステージに弾丸が飛んできたツアーもこなした猛者だからできる危ない遊びなんでしょーねぇ。
いえね、ここ最近、日本だけじゃなく世界各国で天災が相次いでおりまして、市井のしとじとのコメントを読むと、信仰する宗教にすがってんなっつー印象を受けたんで。
んなわけで、『ジーザス・クライスト・スーパースター』からイアン・ギランの「こりゃ凄い」なパートを聴いてみましょー。
てか、晩秋にやる内輪のイベントにて肝になるしとが病気で出られなくなったっつーこって、センズリスト丸出しでオケだけ荘厳で歌は失笑買うつもりで取りかかってたんでどーすっかなぁっつー。(『ジーザス・クライスト・スーパースター』のオリジナルは三名の巧いシンガーが重要なポジションにいる。)

<Gethsemane (I only want to say) /Ian Gillan>

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