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文章もセンズリもカクことで現実逃避になる。

2011年07月10日 17:46

こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、暑いですな。これで湿度でも低かったらええんですが、ここ数日は毎朝枕がぐっしょりになっとるか、エアコンつけっぱで「ああ、無意識のうちに...電気代が、嗚呼」と後悔の起床です。
しばらくすると東日本大震災の数日前を思わせる地震が三陸沖であり、実家に電話して「無いにこしたことはないが、今のうちに懐中電灯の電池や、あめ玉やらを買ってまとめておいて」と伝えました。
んで、今日は午前中に晩飯の食材を買い出しに徒歩で片道30分先のスーパーまで買い物に行きました。

最高気温33度って嘘こけよ。

まあ、アスファルトの照り返しもありますが、午前中でも川沿い歩いて体感温度35度はありましたがな。
先日、安物の日焼け止め塗っても汗で流れて意味がなかったこともあり、今日は午後から引きこもりです。
東北地方も関東と殆ど変わらない夏日みてーなんで、原発による汚染以外に、いや、原発事故があったから復旧の目処がたたないとこもあると思うんですが、疫病が心配です。
マスメディアに失望してから十年近く経ちますが、肝心なことを報じない。
市井の僕らが知っておかなきゃならんことを報じず、都合の悪いことは隠す上に客観性に乏しいっつー。
映画『市民ケーン』じゃねんだから。
たまに、僕と同じ市井のしとがやっとるブログとか読むんですが、福島第一原発周辺で野生化した動物に、早くも奇病(甲状腺から後頭部にかけてのコブ等)が出てたり、「ホットスポット」と呼ばれる関東圏在住のしとが、「ガーデニングしている花の葉にこんな異常が。放射能汚染と関係あるのか?あってもなくても大事に育てた花がこうなるのは悲しい」みてーな記事に遭遇します。

新聞社、取材に行けよ。

報道される汚染データの数値の誤魔化し(シーベルトで記すほどの値ながら、ミリ・シーベルトとミリを付けることで第一印象を変える。)に騙されなくなったとはいえ、僕らが知るのはデータや、専門家の「予想される状況」だけです。
実際、海外ばりに現実突きつけてくれりゃいいんすよ。
パニックじゃなく「どうすべきか?」と精神的に強くなりますから。殆どのしとは。
あんま隠蔽やら、誤魔化しばっかしてると、ネタ切れしたときにLA暴動みてーになるって。
しかし、雑草は劣悪な環境に適応する=最初に放射能の影響を受けると思ってましたが、遺伝子がキッチリしてて手入れしねーと上手く育たない植物にも奇形が発現してるのには驚きです。放射性物質を吸収しやすい種子に蓄積され、来年あたりから地上の楽園状態になると思ってたからです。

 引きこもって、YMOのRydeenを耳コピしてたんですが、メイン・メロディは簡単なんですが、ハリーこと細野晴臣のパートはよく練られてんなぁ、と。
てか、1978年当時にしてロック・バンドあがりのドラマー高橋幸宏、マルチ・ミュージシャン兼プロデュース少々の細野晴臣、あらゆるジャンルで百戦錬磨な坂本龍一が合体して、敢えてテクノ・ユニットにしてRydeen以外にもTechnopolisとか生み出したのは、いくら猛者が集まっても奇跡的だったんじゃねーでしょーか?
んで、「んー、メインに戻る前のパートをシャッフルにして、ロックドラム二台のアンサンブルとパーカッションをバックに盛り上げてくか」とか考えつつ、後半の副旋律を練習しよーとしたら薬指の先が痛くなりました。
前日にロイ・ブキャナンの「メシアが再び」のチョーキングのニュアンスを僕なりにするため繰り返してたからです。
指先がすっかりギター弾くもんじゃなくなったんで、無理せず明後日あたり皮が剥けるのを待つしかねーです。(三回くらい指先の皮が剥けると硬くなる。)
んー、この体たらくだと諸々間に合わんですなぁ。

 お話変わって、先日、一時期お茶の間を湧かせたボビー・オロゴンの弟アンディがキック・ボクサーからプロ・ボクサーに転向するっつーニュースが報じられました。
確か「最強の素人」なんてニックネームでK-1を主戦場にしとりましたが、K-1の客寄せパンダ的な選手すら「ギャラ払え!」と憤慨しとるんで、ライセンス取得の年齢制限までに鞍替えしたんでしょーか?
なんでも先日行われたプロテストに合格可否が出る前から、亀田兄弟の興行(まだいたのか。)の前座がデビュー戦になると決まってるんで、合格するんでしょー。
てか、アンディ・オロゴンって、K-1デビューの二年くれー前からキック・ボクシングやってたんすよね。なにが「最強の素人」だっつー。
とはいえ、28歳っつーと、プロ・ボクサーとしてはロートルですが、黒人の筋肉量や瞬発力、地力は尋常じゃねーですから、客寄せパンダにならず、真摯な道を邁進してほしーです。
でも、細身なんでもっと身長あると思ったら181cmなんすね。
それ考えると、竹原慎二って凄ぇ逸材だったんだな、と。

 ボクシングに興味ねーしとからすると、竹原慎二ってバラエティ番組やブログの「じゃあの」のしとってイメージですが、身長185cmかつモデルみてーに均整のとれた体型の元ミドル級世界チャンピオンです。
しかも、打たれ強いよーなボディ、(プロになってからは多分)無敗で日本人には不可能と言われていた領域である、ミドル級王者に輝いたハード・パンチャーでもありました。
ただ、初防衛に失敗(=防衛が出来なければ真の王者として認められない。)とその試合で網膜剥離と診断され引退せざるを得なかったからボクサーとして認知度が低いんだと思います。
昨今のプロ・ボクシングって、初防衛は噛ませを当てて真摯なファンを落胆させますが、竹原慎二に当てられた相手が悪かった。アメリカのウィリアム・ジョッピーっつー選手なんすが、このしと、王座奪取後、長らく防衛を続けました。
「やはりミドル級以上はアジア民族は不可侵な領域なのか?」と思うと同時に「網膜剥離が無ければ、もう一度見たかった」と思ったもんです。
ただ、潔く退いたのは粋です。
改めて書きますが、ボクシングに興味がねーしとは「ミドルって真ん中?ヘビーじゃないと威張れないじゃん」と思うかもしらんです。
以前触れた、飯嶋和一の小説『汝ふたたび故郷へ帰れず』の主人公も、竹原慎二とほぼ同体格で、小説発表時、日本人でそんなミドル級選手は存在しなかったんで「日本王者やらが対戦を避けてランキング二位のまま。ジムの会長からは”世界を狙える”と言われながら”何年も日の出と共にロードに出て働いて、そんな百姓みたいな生活にはうんざりだ!俺は辞めますよ!”」っつーボクサーが再びリングに上がるっつーもんでした。
ただ、主人公が世界王者になるなんてありえっこねー時代だったんで、最後がベルトを巻くとこなら萎えるっつーもんです。
そんだけ「じゃあの」のしとは凄いんです。

 以前、隠蔽されとることを感じ取り、原発由来の汚染にびくびくしてた頃、「気合いの入った作家の小説を読み返す」と書いたことがあります。
挙げたのは中上健次と飯嶋和一でした。
んで、ここまでになっちった手前、飯嶋和一の作品を二冊お薦めしてーです。
まず、『始祖鳥紀』。あと『雷電本紀』。
双方ともに災害や疫病、悪政に喘ぐ江戸時代が舞台ですが、共通するのはどちらも市井の一人が同じ状況下にあるしとじとを勇気づけるお話です。
個人的には筆者本人が「これを書くために作家になった」っつー『始祖鳥紀』が好きです。
この小説に衝撃を受けて僕ぁ「くだらないことを鍛錬している奴が人助けをする」っつー話の発想を得ましたから。
「日の本一の千擦使徒(センズリスト)」シリーズとか。
現実逃避にまた書きましょうかね。時事ネタ絡みで。

(娘っこが数人の悪党に襲われそうになっている場面で。)
ピシッ!
ややも黄ばんだ一閃の光のごときものが、悪党の目の玉を撃ち抜かんばかりの勢いで射た。

「痛っ!」

お小夜の右手を抑えていた野郎がのたうちまわる。

「お、おい、大丈夫か!」

なんと臆病な烏合の衆。故に悪党という。
煩苦(ハンク)は氷の刃を脳天から差し込むがごとく言ったものだ。

「そこの蛆虫は直に盲になろう。わしの汚染水を浴びて光を見た者はおらぬ」

「お、汚染水!?毒がうつる!こいつを置いてずらかるぞ!」

悪党は一目さんに逃げ、煩苦は逸物を露わにし仁王立ちで笑った。

「なんとお礼を申し上げれば...」

煩苦はお小夜のそれを遮った。

「娘、毒がうつるぞ」

「そのようなことが迷信であることは存じております。あのままでは、自害せねばならぬところでした。何卒礼の一つでもさせてくださいまし」

煩苦は己のふぐりを持ち言った。

しばしここに男の優しさは無い。よって、何もいらぬ。いずれ、おぬしが息災であったときにでも頂こう」

そう言って背をむけ去っていく煩苦にお小夜は言ったものである。

「おお、世界のヒーロー!」

(了)


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