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Does Humor Belong In Music?2

2011年03月09日 21:36

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、体質によっては副作用にて肝臓に負担がかかって黄疸も出るそーなんで、かなり強いとは思ってますが、先日処方された抗生剤で副鼻腔炎による頭痛は快方にむかっとります。
まあ、毎朝頭くらくらしてたり、前夜の記憶が飛んでますけど。(酒飲むからだよ。)
かように相変わらずしみったれた生活をおくっております。
それ故、毎度「いやー、ショービズって怖いな」と思ったり書いたりしてます。

 ピーター・フランプトン。
彼の名前を聞いて「はい!知ってます!」っつーしとは、リアル・タイム世代か、フュージョン系のギター弾くしとです。
もしくは、僕みてーに1960~1970年代のロックが好きな音キチですね。
Peter Frampton01
まあ、平成生まれから見ると、沢田研二の「勝手にしやがれ」のステージングがキモイらしいですから、昭和生まれの僕からすると彼の「少女漫画のロック・スター」っつー風貌も「なに、どこの芸人?」と思うかもしらんです。
が、彼は日本において(海外でもそうだと思うが。)ギターの腕前よりルックスと甘いヒット曲で人気を博したよーです。
あ、一応断っときますけど、「大したギタリストじゃない」とは思ってねーです。
「背伸びしないで曲に合ったギター弾けばいいのに」ってタイプです。
彼が元スモール・フェイセズのスティーヴ・マリオットと結成したハンブル・パイが顕著なんですが、「大人びたギターじゃなく、もっとロックしようよ」っつー。スティーヴ・マリオットの歌が歌だけに。

 どこまでホントか知らねーですが、ピーター・フランプトンはプロになってからそのルックスばかりに注目されることに嫌気がさしてたそーです。
んで、スモール・フェイセズ内でうまくいってなかったスティーヴ・マリオットに声かけして出来たのがハンブル・パイ。
ただ、上述のよーに、ハードなR&Bちっくに歌うマリオットと折り合いが付かなくなり、1972年に脱退、ソロ活動に移行します。

 ソロになったはええですが、もし本人の「アイドルとして見ないでくれ」がホントなら、やっぱレコード会社は彼のルックスで売りたかったよーで、いずれもそーいったジャケットや曲が多いです。
んで、コンスタントにライブ活動をして各アルバムのセールスを上げ、なんと、ライブ盤ながら『フランプトン・カムズ・アライブ』が一千万枚を超える大ヒットにいたりました。
1970年代のミュージシャンはいずれもライブが素晴らしいことが特徴ですが、ライブ盤が最大ヒットになったミュージシャンは彼くれーじゃねーでしょーか?
が、女性ファンを意識した路線はその後も続き、翌年1977年に『アイム・イン・ユー』を発表。
Peter Frampton

アルバム自体の出来は「ちょっと一休み?」ですが、タイトル・トラックがヒットしました。
これを受けて、フランク・ザッパがI Have Been In Youっつー名曲を完成させます。

 I Have Been In You初出は、1977年に行われた恒例のハロウィンにおけるライブを収録、主体にした映画『ベイビー・スネイクス』です。
フランク・ザッパは観衆に問いかけます。

「なあ、なんでみんな”愛”について歌うんだ?それ以前に愛ってなんだ?」

と、当時のヒット曲のお約束「愛がテーマ」について疑問を投げかけ、おどけた声で言います。

「アイム・イン・ユ~!」

そーです。ショービズで痛い目に遭ってきたザッパは、本質を見抜いていたかもしらんです。
ピーター・フランプトンより、彼をそーやって売り出した風潮に対して。
で、「もし、女性ファンが美貌のロック・スターを一夜を共にしたら?」と仮定した設定にて、アレンジが完成しとらんヴァージョンを披露します。
映画『ベイビー・スネイクス』だとイマイチですが、完成版が収録された『シーク・ヤブーティ』では「歌詞はエロいけど良い曲だなぁ」と思わせます。
sheik_yerbouti.jpg

 フランク・ザッパが、ピーター・フランプトンのみを笑いの対象にしたとは僕ぁ思えません。
何故なら、『シーク・ヤブーティ』発表前にフランプトンは交通事故に遭ったり、驚異の売り上げを誇りつつ、印税やらを関係者に搾取されて1980年代に入ってからは忘れられた存在になったからです。
ただし、全面的にフランプトンを養護できねーです。
だって、若さ故の無知かもしらんですが、レコード会社のマーケティングで大ヒットしたことは否定しよーがねーですから。
よく「売れた奴を茶化すのは売れない奴の妬み」と、音楽作品じゃなく日常用品と同等に語るしとがいますが、一千万枚以上売ったアーティストをコケにするだけで勇気がいるのに、優れた曲を作曲・アレンジしたフランク・ザッパは、やはりとんでもねーしとだと思います。

 既に忘れられた存在だったピーター・フランプトンは、まあ、リチャード・クレイダーマンなんかもそーですが、青年期は美少年で、中年期は見る影もねーっつー状態でしたが、同じ学校の先輩にあたるデイヴィッド・ボウイのアルバムに参加したことをきっかけに、メイン・ストリームに帰ってきました。
特に、不遇の時期が長かったからか、今世紀にはグラミー賞のギター・アルバム部門の常連であるラリー・カールトンとバッティングしつつ、見事受賞したっつー経歴もあります。
(先日、ラリー・カールトンと松本孝弘のコラボレーション・アルバムがグラミー賞を受賞したが、ラリー・カールトンがどれだけ経歴があり、影響を与えたギタリストか知られておらず愕然とした。)

 こりはあくまで世代の問題です。
1970年代にフェイドアウトしたギタリストならともかく、1980年代後期に親交のあったデイヴィッド・ボウイの作品に参加し、1990年代以降は活発に活動を行い、21世紀に円熟した演奏で再び「たまげたなぁ」と思わせるっつーのはちょっとできねーと思います。
もし、フランク・ザッパが存命で、今世紀に発表した彼の作品を聴いたらなんとコメントするか?っつー。
まあ、ザッパも存命なら、一筋縄じゃいかねーギター・アルバム発表してそーですが。
<Frank Zappa - I Have Been in You >



<Peter Frampton - I'm In You>



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