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素面でも十分楽しめるッザ・ヘッズの『リラキシング・ウィズ...』

2011年01月07日 18:08

【こういう記事を書くから勘ぐられる。】

relaxing.jpg
『Relaxing With...』/The Heads
1995年リリース(2010年デジタル・リマスター)

1 Quad
2 Don't Know Yet
3 Chipped
4 Slow Down
5 U 33
6 Television
7 Woke Up
8 Widowmaker
9 Taken Too Much
10 Coogan's Bluff


<Bonus Disk>
1 Spliff Riff (Garage Rec 1992?)
2 Quad 7"(1994)
3 Woke Up 7" (1994)
4 Looking At You (1994)
5 Coogan’s Bluff 7”(1995)
6 Theme 7”(1995)
7 Television 7”(1995)
8 Steamroller 7”(1995)
9 Jellystoned Park 7"(1995)
10 Quad (BBC Radio 1 Rock Show - 31/03/96)
11 U33 (BBC Radio 1 Mark Radcliffe - 02/05/96)
12 Television (BBC Radio 1 Mark Radcliffe - 02/05/96)
13 Chipped (BBC Radio 1 Peel Session - 10/11/95)
14 Widowmaker (BBC Radio 1 Peel Session - 10/11/95)
15 Theme (BBC Radio 1 Peel Session - 10/11/95)
16 Woke Up (BBC Radio 1 Peel Session - 10/11/95)
17 Spliff Riff (BBC Radio 1 Peel Session - 10/11/95)



【この作品を一言で語るなら「考えるな!感じろ!」】
【もう一言言わせてくれ。「ロック・ファンは1500円内の今のうちに買っておけ」】

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、酔っぱらいとはおとろしいもんです。
僕ぁ家でも外でも酩酊しねーと気がすまねーです。
んで、運動と禁煙で酒量が増えまして、たまに「欲しいなぁ」と思って吟味してですね、酒で気分が大きくなり所謂「ぽちる」をすることがあります。
Amazonとか、一回支払い方法とか決めちゃうとワンクリックで注文できるじゃねーですか。
なので、「あ!どこも店頭在庫無いのに、シェアが高いここに何故まだ在庫が!」と思うと、CDとか注文しちって数日後に届いてることがよくあります。
「ありゃ?欲しいと思ってたのが届いてら。って、注文したんかい!」っつー。(俺は基本的にPCのメールをあまりチェックしない。)
まあ、CDやDVDだからええですよ。これが大型電化製品とかなら脇の下から汗です。

 先日、またもや690円CDを注文しよーとしたらですね、「カートの中に入っている商品があります。同時に購入しますか?」みてーなメッセージが表示され、よく見たら本作だったっつー。
こり、まだ若気の至りだった頃、名盤と聞きながら廃盤で手に入らなかったんすよね。
んで、今回の再発で「あのときから十年以上経ってるし、んー...」と考えた結果、注文しようとして確定ボタンをクリックする前に酔いつぶれたんだな、きっと。

 1990年代のお話ですが、ストーナー・ロックっつージャンルが日本でもプチ・ブームになりました。
Stoner Rockと書いてストーナー・ロックと読みます。
おわかりですね、「ストーン=知覚を攪乱する薬物で酩酊状態、特に沈み込むような状態であること」ですから、主にマリファナによる酩酊状態を想起させるサウンドっつーことでカテゴライズされました。
実際、ミュージシャン側がジャケットや歌詞にマリファナを讃えるよーなことしてますし。
が、エレクトロニクス系の音楽と同じで、素面じゃ楽しめねーかっつーと、んなこたぁありません。
てか、僕、好きなミュージシャンがいたとして、同じ畑で全部が全部好きなミュージシャンってわけじゃねーです。
どんな状態でも「良い曲は良いね」と思えなきゃダミなんです。
てか、ロック・ミュージック自体、そーいったカウンター・カルチャーと融合して発展してきましたんで、要は先祖返りです。
ただ、多くは初期ブラック・サバスに影響を受けたバンドだったんで、メタルから派生したサウンドだと思います。

 作家ウィリアム・バロウズは、ジミー・ペイジとの対談で「ロックには催眠作用がある」と語り、モロッコやら現在入ることが出来ないカシミール地方へ足を運ぶよー熱く語ったと聞きます。
バロウズっつーしとは、凄いとこは確かに凄いんですが、全体的にみるとスカム(カス)でストーナー・ロックの細分されたジャンルにもありますがスラッジ(沈殿した泥)が融合したよーな存在なんで、電波な発言です。
が、確かに1960~1970年代初期にかけてのロック・シーンってのは、衝動的であり、本能にうったえるもんがあります。また、そこにインテリジェンスを加えたバンドもいました。

 お話戻して、この原点回帰的なムーブメントにおいて登場したバンドの多くは殆ど巧者でした。
前述のよーにメタルをルーツにきっちり楽器を練習してきたしとが多かったからだと思います。
あと、ブラック・サバス由来のサウンドっつー先入観から重苦しいバンドばかりを想像しちまいますが、ハードロックやメタル隆盛前夜的なスリリングな音を出しとるバンドも多いです。

 今回紹介するザ・ヘッズは、国内盤が発売されねーどころか、輸入盤も即廃盤になり入手困難でした。
更に、この手のバンドってマニヤ向けでして、CD主流の時代にアナログ・オンリーで自主製作だったり、CDでもしっかりプレスされたもんじゃなく、CD-Rに焼いたのをペーパー・スリーブに入れて限定販売っつー売り方なんで、全音源抑えとるしとはキチガイです。はい。
で、1995年に発表された本作をデジタル・リマスターし、ボーナス・ディスクはバンド結成時にガレージで録音した曲や、アルバムに収録されることになるアナログ盤の1995年までの曲、BBC Radio1に出演した際のライブを収録の音源をまとめてます。
サウンドは良好でして、この手のバンドは、メジャー・レーベルからリリースした作品以外くぐもった音が多く、聴いてて辛いんですが、1995年に自主製作とは思えねーよーなエッジの鋭さがあります。
「やっと聴けた!」っつー主観補正もあるでしょーが、今年は生産性のある年にしよーとギターを磨いてた僕ぁ、改めてファズっつーかビッグ・マフが欲しくなった次第です。

 最後にアナログ・シングル盤のWoke Upを聴いてみてーと思いますが、この曲はアルバム・ヴァージョンよりカッチョエエかな、と。
なお、このバンドは映画中心に色々パロディ化するのが好きらしく、1stシングルはラス・メイヤー作品をモチーフにしてます。
theheadsquad.jpg
ともあれ「でも、お高いんでしょう?じゃなく、いかがわしいんでしょう?」と思っとる方いは聴いて欲しいですね。
今日日、カッチョつけてるバンドよりずっと良いっつー。
ポエトリー・リーディング的なヴォーカル、凶暴なギター、勢いだけとは思えねーベースとドラムの実力と聴き所満載です。

<The Heads - Woke Up (Single)>


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