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人によっては地雷な『フェアリーテール・シアター』

2010年12月13日 19:10

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、以前から「観たいけど、映画情報サイトよりレビューが付きやすいAmazonでレビュー無しって地雷かもなぁ」と思っとりました『フェアリーテール・シアター』。
FTT.jpg

 えー、映画『シャイニング』に出演しとりましたシェリー・デュヴァルが製作総指揮にあたり、毎回世界の童話をコメディ・タッチに映像化して放送してた米TVの人気番組だそーです。1982~1987年まで続いたそーですから。Shelley Duvall
何で観たかったかっつーとですね、フランク・ザッパ、ミック・ジャガー、モンティ・パイソンのエリック・アイドル、キャロル・キング、映画『マッシュ』『ロング・グッドバイ』に出てたエリオット・グールドなんかが出てるからです。
他、ライザ・ミネリとか、TV番組にしては宣伝のコピーどーり「無駄に豪華」です。
ただ、毎回大物が出演してたわけでもねーわけで、日本で一挙上映、DVD化されたのは「日本でも有名でしょ」っつーしとが関わった回に焦点を当てとりまして、一話が約50分で二話ずつ収録したもんが六枚です。

 たまの豪華な出演者だけじゃなく、後々有名になる役者さんが出てたり、監督もたまにビッグ・ネームでして、フランシス・フォード・コッポラも監督をつとめた回があります。
ただ、日本初上陸にあたっての最大の目玉は、ブレイク寸前だったティム・バートンをシェリー・デュヴァルが抜擢。
しかも、童話の中じゃ誰でも知ってるベスト3に入ろうかっつー「アラジンと魔法のランプ」を任せたっつー。
なんでも、これが名前を売る絶好の機会になったそーでして、確かに経歴を見ると1985年の放映後からブレイクしてます。
おぢさんの僕ぁ、『ビートル・ジュース』や『シザーハンズ』はレンタルやTVで何回も観た世代です。ええ。

 酔った勢いでディスクユニオンにて中古BOXセットを買っちゃいそーになりましたが、たまに寄るレンタル屋に六枚揃ってたんでレンタルで済ませました。
あ、別に休日にディスクユニオンでバイトしてるとか、友達がスタッフとかじゃねーですけど、ここのDVD・CDのBOXセットの中古って、とても状態がええです。
以前、ラス・メイヤーのを買ったとき、他店はもっと高い値段で「特典ブックレット欠品」とかなのに、しっかり帯も付いて新古品状態でしたから。
ビンボー人の強い味方です。

 肝心の内容ですが、何枚かレンタル中で全て観てねーんですが、ミュージシャンの演技上手すぎです。たまげたなぁ。
昔、トム・ウェイツが出てるっつーんで『ダウン・バイ・ロウ』観たことありますけど、なんで海外のミュージシャンって演技上手いんすかね?
いや、下手なしともいるでしょーが、特にフランク・ザッパとミック・ジャガー上手すぎ。

 基本コメディな内容なんで、『ミック・ジャガーのナイチンゲール』を再生する前、僕ぁてっきり「ミック・ジャガーが女装して戦場の負傷兵を無茶苦茶に手当するのか?てか、ナイチンゲールは童話なのか?」と思いました。FTMick01.jpg
ほいだら、あとから調べたらアンデルセンの童話にあるんですね。
サヨナキドリのことを海外じゃナイチンゲールと呼ぶそーです。
で、内容は変に笑いをとろうとせず、泣ける系でした。
しかし、プッチーニのオペラ『トゥーランドット』もそーですけど、西洋人が中世中国の髪型や衣装にすると、すげースタイリッシュなんすよね。
この回でミック・ジャガーは皇帝役でして、威厳のある仕草や語り口、病床で悪夢と葛藤する際の演技はお見事だと思いました。
てか、海外のミュージシャンって結構、歴史を勉強したりする読書家が多いんすよね。
フランク・ザッパの自伝によると、ローリング・ストーンズがスキャンダラスな存在だった時代においても「ミック・ジャガーとは部屋でヨーロッパの歴史について語り合った」とか記されてます。東洋の歴史も勉強してても不思議じゃねーわな、と。
FTMick02.jpg

 ミック・ジャガーの演技が良すぎて、個人的に一番楽しみにしてたフランク・ザッパが脇役ってこともあり次点になりましたが、それでも「これ、ヤバイだろ!」な怪演でした。FTZAPPA01.jpg
『フランク・ザッパとクリストファー・リーのこわがることをおぼえるために旅に出た男』は、グリム童話の「恐怖心が無い若者がそれを学ぶために旅にでる」っつー内容をベースにしてますんでホラータッチのコメディです。
なので、ドラキュラ役で有名なクリストファー・リーにオファーしたんでしょーが、フランク・ザッパの聾唖で知的障害もあるせむし男の演技は、日本なら放送禁止です。
クリストファー・リーの存在を食っちゃってます。
内容自体は「すべってんなぁ」っつーコメディですが、ザッパが出てきて汚らしくパン食ったり、近所の頭おかしい奴(俺か?)みてーな動きを主人公の背後でしてたりすんので大分救われとると思いました。
因みに、奇しくも放送された1984年頃から、ザッパは表現の自由について更に世間様(というか政治家ら。)と戦い始めました。
FTZAPPA02.jpg
 TV番組ですから、チープさが漂うセットや演出はしゃーねーです。
とはいえね、配給元の説明と中身のギャップがありすぎて「ざけんな!」と。
えー、まずトレイラーの紹介が言葉足らずで、恐らく「英『空飛ぶモンティ・パイソン』に次ぐ米コメディ番組」ということを言いたいと解釈しましたが、『空飛ぶモンティ・パイソン』に影響受けた米コメディ番組ってサタデー・ナイト・ライブじゃねーの?と。
更に、コッポラが監督をつとめた回が「『地獄の黙示録』で脂が乗りきった時期である番組初期に放送」と紹介されてたサイトがあったと記憶してんですが、実際は1987年に放送されたもんです。
でね、BOXセットまで出したのに、特典ディスクやらも無く、値段も個別に買うのと大差ねーこと。
んで、VHSからDVDにしました的な手抜きはやめてけれ、と。
見所は結構あると思うんですが、リマスター無し、特典無しで去年リリースはちょっとしどいな、と価格からして。(一枚約四千円。)
ただ、廃盤になると二度と再発されない類と思われますんで、お好きなしとはどーぞ。
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