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僕ぁ、こんなバンドがやりたい

2010年09月04日 21:37

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、特になんかやる予定はねーですが、先日、おばはんパーマのカツラ被って原付のカゴに大根一本だけ入れて街中を激走する、我がコズミック・メイトであるミック(俺だけがイカレてると思ったら大間違いだ。親友もイカレっぷりには定評がある。)と電話で話してたら「近々スタジオ入りましょう」っつー話題が出ました。
んで、思い返すと、16の頃でしょーか、いや、もうちょっと前か?
「こんなバンドやりたい!」と思ったのが1974年のカルフォルニア・ジャムで数万人を前に演奏したディープ・パープルでした。
プロモーター側と揉めたからか、「華麗なステージング」と書籍で読んでたギターのリッチー・ブラックモアは殆ど動かねーで仏頂面ですし、ヴォーカルのデイヴィッド・カヴァデイルもまだ芋臭いんですが、ベース兼ヴォーカルのグレン・ヒューズが明らかにアッパー系のなんか食ってんのに身のこなしはカッケーし歌もハンパねーっつー。
んで、クライマックスでダミー・アンプ(ステージの見栄えを良くするための空にした飾り。)を爆発させてから、やっと華麗な動きでガチでギターを破壊するリッチー・ブラックモアを目の当たりにしてですね、しかも爆発が起ころうがブラックモアが凶行に走ろうがバンドは演奏を止めねーっつー。
因みに、「ガチでギターを破壊」っつーのはですね、事前に「ここでギター壊すから」っつーときはネックとかに糸鋸入れて折れやすくするそーです。
カルフォルニア・ジャムんときは、中々壊れず、やっとネックがボディから外れたとこでシールド振り回して遠心力で思いっきりボディを客席に放り込んだっつー。おいおい、ネックのトラス・ロッド(パイプ状の金具。)が折れ曲がってくっついたまんまじゃん!シュート仕掛けたな!と。
あ、日本で、これの真似を武道館でして出入り禁止になったギタリストがいましたね。

 かように、『紫の炎』発表後のディープ・パープルに衝撃を受けつつも、1980~1990年代のハードロックやメタルを中心に聴いてた身として、実際バンドでヴォーカルを担当したり、声域の狭さからギターを弾くよーになってから理想のバンドになったのがよく触れるプリティ・メイズですね。
最新作『パンデモニアム』が久々の傑作だったんで過去のアルバムも聴き返してんですが、ギターのケン・ハマーと影響受けてるバンドがほとんど被ってるんで。
初期はディープ・パープルやシン・リジィ、マイケル・シェンカー・グループとかの影響がうかがえるんですが、アルバムを重ねる毎に確固たるスタイルを確立してってんですね。
丁度メタル市場は速弾きだなんだがブームなのに楽曲重視っつー。
てかね、僕が好きな1970年代から活動してるハードロック・バンドがこーゆー風になんなきゃダミだろっつー作風がツボでした。

 プリティ・メイズはデンマーク出身です。
デンマークの人口は約六百万人です。なので、デンマーク出身のバンドでグローバルな活動を行ってるのは少ねぇです。どーしてもアンデルセンとレゴの国っつーイメージが拭えねーです。
あ、あと、一応アメリカ映画になってますが、デンマーク制作の『痴漢ドワーフ』っつートラッシュ映画のイメージがありますね。

僕ね、おにゃにょこなのにこのエロでスカムな映画のDVD買ったしと知ってます。


あ、お話戻します。
プリティ・メイズ結成のきっかけは、おそらく一人シコシコとギターを練習していたであろうケン・ハマーがヴォーカルを募集したところ、ロニー・アトキンスが電話してきましてこう言ったそーです。

「俺はデンマークのグラハム・ボネットだ」

グラハム・ボネットはディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアのバンド、レインボーの二代目ヴォーカルです。4オクターブの声域と高音域でのシャウトが超人的なしとです。
ロニー・アトキンスは中低音が魅力でして、ネーチャンがまんこ濡らすよーなディープな声とそれをがなり立てるシャウト、そして美しい高音域を使い分けるシンガーでした。
グラハム・ボネットは洒落として、声の魅力と歌唱力、おそらく性格的にウマが合ったんでしょー。1981年に結成してからメンバーが変わりまくりましたが、この二人が中心なバンドですから。
pretty_maids.jpg
(向かって左端がロニー・アトキンス、右端がケン・ハマー。)
てか、相互補完っつーか、どっちが歌メロ考えたか知りませんが、お互いの個性を殺さねー曲作りで間もなく三十周年です。
この歳になってね、「俺はバンド・マンだぜ」って本腰入れるにはブランクがありすぎるわけで、超人的なハイ・トーンとかが無くてもね、個性があって歌唱力もある、んで、諸々ウマが合う親友とちまちまやるのもええじゃないっつー。

 お話戻して、プリティ・メイズは残念なバンドです。
1990年代に登場した、同じデンマーク出身のディジー・ミズ・リジィのリーダー、ティム・クリステンセンは音楽性が全く異なりつつ、プリティ・メイズが1984年にフル・アルバムとしては一作目の『レッド,ホット・アンド・ヘヴィ』がヨーロッパ諸国や日本で評価されたとき、「祖国から海外で勝負できるバンドが登場したと感慨深かった」みてーなことを言っとりました。
んで、同じ北欧のスウェーデン出身であるバンド、ヨーロッパが『ファイナル・カウントダウン』をアメリカでも大ヒットさせた頃、プリティ・メイズは『フューチャー・ワールド』を発表しました。
安っぽいPVですが、曲は気合いが入ってます。思わずAmのメイン・リフをギターで弾きたくなります。

Future World/Pretty Maids

このアルバムは今世紀に入って迷走した時期を除くと彼らのスタイルを確立した傑作です。
ただ、アメリカでヒットを狙うにはハード過ぎるとレコード会社が判断したか、次作『ジャンプ・ザ・ガン』はポップな路線で、ディープ・パープルのベースでありプロデュースも手がけていたロジャー・グローヴァーがプロデュースし、ディープ・パープルのツアーで前座をつとめる話もきました。
が、時既に遅し。北欧のメタル・バンドが売れるタイミングに一足遅れ、アメリカじゃまともなサポートを受けられず、更に発表当時の日本の反応は「シンセサイザーを多用しすぎてポップな曲も多い」とあんま高い評価を得られなかった記憶があります。
今聴くと名作なんすけどね。Rock The HouseとかAttentionとかハードな曲もありますし、何よりバラードのSavage Heartはあと三年早く発表されてればヒットしてたと思うんですが。
Savage Heartは本作収録より、アンプラグド・ブームを意識したのかリリースした『ストリップド』のが良好なアレンジですが。

Savage Heart(Acoustic Version)/Pretty Maids
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コメント

  1. Eve | URL | -

    ライブか何かをされる際はご一報下さい
    観たいから。

    デンマークって
    すましたカオして恐ろしい国だね(怖)
    そんな
    気味悪いタイトルのトラッシュ映画のDVD買った女の気がしれないよ‥まったく(汗)

  2. ハンク | URL | -

    Re: タイトルなし

    > ライブか何かをされる際はご一報下さい
    あ、恐縮です!

    > 観たいから。
    チンポならいつでも見せますが。
    見たくない?ああ、そーですか。
    じゃあ、ギャランドゥは?
    それも見たくない?ああ、残念。

    > 気味悪いタイトルのトラッシュ映画のDVD買った女の気がしれないよ‥まったく(汗)
    ホントですよね。ちょっとね、叱ってやりますよ。

  3. ミック | URL | -

    吉井和哉は美輪明宏の本を胸に故郷をあとにしました。 ~ かつての美しきお話~

  4. ハンク | URL | -

    Re: タイトルなし

    > 吉井和哉
    まだ離婚する前に近所に住んでいた人談。
    「奥さんに、選挙行きます?って聞いたら、ウチのはロッカーだから行きませんって言われた」。
    ~かつての色々な見方ができるお話~

    >美輪明宏
    知り合いから「美輪明宏主演の『黒蜥蜴』は傑作だから観てください。有名な作品なんでどこでもあると思う」と薦められ、調べたら未DVD化だった...

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