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俺とミックとプリティ・メイズ、だからこそ現在に

2010年08月03日 20:56

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、

この出だし。FC2からアメブロ、またFC2に戻り、もう五年くれー続けてます。
所謂マンネリズムです。

 マンネリっつー言葉はネガティヴに思われがちです。「まんこをこねくり回す」と連想されるこたぁねーです。
が、だからこそ、そこに突っ込め拳骨だと思うのです。
器用なしとは色々やるんでしょーが、思いこんだらまっすぐ突っ込めな僕ぁ、これに拘ってます。
水戸黄門で毎回印籠出すのが、わかっちゃいるのに楽しみみてーに書いてます。

 音楽もそーで、活動を長く続けてけばマンネリになります。
が、そこは職業としてやってるか、職業にしてねーかの違いがあります。
職業にしちゃうと、「またこれか」と金にならねーと変化を強いられます。
僕ぁロック小僧でしたから、例えを挙げるとAC/DCやZZ TOPなんかはマンネリでも売れてるから金太郎飴です。
他のバンドは、一時的に売れても、音が「今はこーゆーの売れないんだよねぇ」な状態になると変化を強いられます。
んで、多くのバンドは迷走して消えてきます。
今や有象無象。既に「○○の昔のアルバム聴けば満足」な状態です。特にメタル。
ジャンル分けすんのは嫌ですが、ヘヴィ・メタルとかハードロックと呼ばれるカテゴリー自体が新たなファンを獲得できなくなってるんで、「私、プロレス、いや、メタルの味方です」な僕ぁ悲しいこってす。
「メタル?大好きっすよ!」と言いつつ、エレクトロニクス系や民族音楽聴いてる僕。

 先日、Amazonで色々チェックしとりましたら、プリティ・メイズが新譜をリリースしとりました。
アメブロ時代に触れましたが、僕、このバンド大好きです。
特に、『シン・ディケイト』までの作品は偉大なるマンネリズムだと思っております。
金太郎飴じゃねーですが、中心人物であるギターのケン・ハマーのフレーズや、ヴォーカルのロニー・アトキンスの歌唱法や居丈高にならない姿勢に好感を覚えます。
模倣と言われれば「まあ、確かに影響は見受けられるよね」ですが、偏狭なリスナーが指摘する点をケン・ハマーは「いやー、ガキの頃はディープ・パープルの『メイド・イン・ジャパン』(『ライブ・イン・ジャパン’72』)を完全にコピーして弾けたもんさ」等々、影響を認め、その影響を推し進めたスタイルが好きでした。だって、本家が迷走してんですもん。(バックボーンがうかがえるバンドは何故かその影響を否定したがる。)
僕がギター弾き始めた頃、ジョン・サイクスがシン・リジィに加入する直前にフィル・ライノットと共作したシングルのバラード、Please Don't Leave Meをカヴァーしてまして、ギター雑誌に掲載された楽譜で練習したもんです。
で、このカヴァー、歌はアトキンスの魅力を引き出しつつ、ギター・ソロはアレンジしてねーです。
ハマー曰く「このソロはギターの教科書だよ。基本的なテクニックが詰まってるパートだからアレンジはしなかったよ」。
因みにこのカヴァーは海外より日本で話題になり、ドラマの挿入歌にも使われました。
結果、長らくプレミアもんだった本家の音源がCD化された経緯があります。

 メタル=硬派なイメージなのに、終演の挨拶でモンティ・パイソンのSit My Faceっつー69について歌った猥褻ソングを流して客にお辞儀するセンスも良かったです。
が、メタル・ブームが去り、世界的に大ヒットを飛ばさなかったプリティ・メイズも時流に合わせた音になり、迷走していきました。
で、youtubeとかで新譜の曲をチェックし、「もう、チンポ増大器で勃起させてるオッサンみてーな曲はやめてくれ!」と思ってました。
ほいだらですね、Amazonの新作『パンデモニウム』のレビューが高評価で一曲目を視聴したらイントロのSEでおしまい。で、youtubeで聴いたらこれが「こ、これは!」と。

 時流に合わせた作品は何故か古くさく聞こえたんですが、マンネリズム時代の音と、迷走してきた昨今の音を意識しながらも「これは成功じゃない?」っつー使えるフレーズや歌メロを上手く料理してんです。
1980年代の作風なんて古くさいと感じるはずなのに、時流に合わせたもんより、しっかり「現在の作品です」に聞こえるっつー。
一曲目のPandemoniumに「安っぽい音のインディー時代の頃にあったようなギターフレーズ!でも、音が迫力満点なんすけど」と。
二曲目のI.N.V.U.(IWGPではない。)も、メジャー第一作のタイトル曲Red,Hot&Heavyの伴奏をまんま転用しとります。
もう、ここまでで「俺の部屋だけ1980年代」です。
これ、レディ・ガガが敢えて大昔のアレンジとかで勝負してるのに似てると思います。個人的に。
己の頂点を極めたスタイルを現在に叩きつける爽快感があります。

 彼らのバンドにはおとなしめのバラードが一曲収録されるのがお約束な印象がありますが、今回は徹頭徹尾「ポップだけどヘヴィ。時に黎明期のメタル」ですが、一曲「この曲はええね」と思った曲あり。
Little Drops Of Heavenっつー曲なんですが、ヴォーカルであるロニー・アトキンスの持ち味を堪能できます。
このしと、三つの歌唱法を使い分けます。
一つはがなり立てるよーな発声。
一つは中低音の、女性がまんちょこ濡らしそうなディープな発声。
一つはクリーンで伸びやかな高音域の発声。
これらを凝縮した曲です。で、予想通りシングル・カット一曲目みてーで、PVも作られたよーです。

 今となってはお遊びですが、僕ぁ今だからこそ、プリティ・メイズみてーな音をやりてーです。
ヴォーカルや構成の半分を担当しとるコズミック・メイトであるミックがロニー・アトキンスに近い声域やスタイルであることもあり。
時流に乗った音って、そこで頭一つ抜きんでなきゃダミなわけで、有象無象の真似より「ぷっ!十年以上前の曲調じゃん」と笑われるもんを、お遊びと言いつつ真剣にやるのはおもれーと思うのです。

<Pretty Maids - Little Drops Of Heaven>

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