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ザッパのことは、この三倍は書きたいのだが

2010年06月05日 21:03

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。


あー、そろそろ腹のだぶつきが少々見受けられ、「ああ、そろそろ太りにくい食生活に戻るか、ジョギングを再開するか」と、昨日、ジョギングをしました。


んで、いつもは5~10km走ったらそのまま帰宅してシャワー浴びるんですが、久々だったんで、走ったあとのクール・ダウンに商店街を歩きました。


で、カレー屋のメニュー看板が目に付きました。腹減ってたんで食いたかったんですが、ジョギングした意味なくなります。


僕、スパイスから作るっつー「趣味?豚の角煮とカレー作りだよ」と答えるイカレポンチです。


てか、カレーって作り方さえ間違えなけりゃ、ちゃんとカレー味になります。


たとえば、二十種類以上のスパイスがなきゃダミかっつーと、肝になるのが十数種類あるだけでも大丈夫です。おいそれと入手できねーもんもあるんで。


ただ、時間がかかるだけじゃなく「美味ぇ」っつー下ごしらえに結構なバターとか脂質が多い太りやすい材料を使うんで最近は控えてます。


で、その店のメニューの一つ。「アイドル・カレー」


アイドル・カレーって何?ははぁん、さてはアイドルのうんこがカレーのふりしたマニヤなもんだな?オエッ!と、食欲を減退させて帰宅しました。





「どのアイドル味?」


「天地真理」


「...。フツーのカレーにして」


「困るなぁ、お客さぁん。メニューにあるものにしてくんなきゃ。





 えー、フランク・ザッパ。


彼が一般的に評価されとるのは、「スタジオ作品以外に、ライブ盤、未発表音源を含むと六十枚以上の作品を短期間で遺したから」と「ステージでうんこ食ったから」だと思います。あ、あと、ザッパっつーより国内盤のディレクターの功績ですが、邦題ですね。


で、僕ぁ、なんで「ステージでうんこ食ったから凄い」のか理解できません。


同じ倒錯したもんでも、ロックビッチがステージでメンバー間で突っ込め拳骨したことのがすげーと思うんですが。(欧州で叩かれまくったからか、現在はありきたりなバンドとして変名、活動を再開している模様。)


それは置いといて、ザッパの「うんこ事件」。以前から何度も書いてますがガセです。


んなわけで、今日は、僕に「人を笑わせることがいかに大変か。また、いかに真摯であらなければならないか」を教えてくれたフランク・ザッパとモンティ・パイソンについて、びた一文の得にもならねーことを書きてーと思います。





 どこでどーなったのか、世界中で「フランク・ザッパがステージで食糞した」っつー噂が流れました。


多分、日本だと有名な邦題「黄色い雪の下にはうんこがあるから食べちゃ駄目」が信憑性を帯びさせたのかと。歌詞はエスキモーの子供に「黄色い雪はシベリアン・ハスキーがオシッコした跡だから食べちゃ駄目だよ」っつーもんですが。


で、この「ザッパ食糞事件」について、当人が自伝で否定しとります。


この自伝、4,500円と高価ながら、話題が多岐にわたってますんで、一般的に知られていないザッパのイカレた話や、音楽に対する真摯な想い、カウンター・カルチャーを攻撃する団体との戦い、我が子に対する教育及び父親とはどーあるべきか?等々、彼のファンか音楽に携わったことがあるしとなら一読の価値ありです。


大体、序文のお題が「だから、何の本だって?」ですから。





 一応、上記の自伝からのネタが大半ですが、いくつか個人的に彼の作品を通して感じたことも交えてーと思います。


まず、食糞事件についてはほとほと疲れたみてーです。


あるファンから「アンタ、食ったんだって?サイコーだよ!」みてーに言われ、「んなもん食うか。ガセだ」と答えると、そのファンはガッカリして去ってったっつー。


が、自伝によると「クソがどーとかじゃなく、それよりもっとイカレてるだろ!」っつーエピソード満載です。


「イタリア系だったため、祖父がイタリアン・レストランを経営していた。しかし、ろくでもない客には脳天にフォークを刺して追い返した」「父親は軍関係の仕事に従事することが多く、持ち帰った水銀で出来た癇癪玉のようなものを自室で踏んで鳴らすのが遊びの一つだった」「父親はオリーブ油は万能薬と信じていたのか、よく耳に熱したオリーブ油を流し込まれた」「友人にポーカー狂がおり、冬になると母屋に行くのが面倒で大瓶にションベンをしていた。夏になるとその瓶にはオタマジャクシのようでオタマジャクシではない生物が泳いでいた」「スピードの常用者で、閉鎖病棟に入院させられた知人が感電マニアで発電機に額をくっつけて楽しんでいた」等々。


多くは周囲のしとじとのお話ですが、ザッパ自身もイカレてます。





 少年時代、親友でもあったキャプテン・ビーフハートとR&Bのレコードを聴き漁り研究に余念がなかった。更に高校時代には現代音楽に至るまで音楽理論を独学し始め、大学時代に学生結婚するも中退、離婚。


職を転々とした結果、所有者の借金を肩代わりする代わりにスタジオを購入。(ここでミックス・ダウンの仕事を睡眠時間以外こなし完済。)


スタジオを折角所有したものの、盗聴器をつけた刑事の点数稼ぎに引っかかってしまい収監。


獄中は他の囚人が吐いたゲロまで食うイカレポンチがいたりで出所したらスタジオが警察により跡形もなく壊されていた等々。


あと、フランク・ザッパの独特な低音ボイスは、あるコンサートで気の触れた客にステージから突き落とされ、下肢骨折と首があらぬ方向に曲がり声帯が伸びたからだそーです。


奇跡的に回復しましたが、それ以後ボディガードを雇うよーにしたとのこと。





 真面目な章では、監督をつとめた『200モーテルズ』完成間近に予定していた英国王立劇場でのコンサートを唐突に却下され、裁判を起こした話も記されています。


却下された理由は「歌詞が猥褻だから」ってなもんでしたが、フランク・ザッパ本人は納得がいかない。


で、「どこがどう猥褻なのか?」と法廷で争った結果、判決は「猥褻ではない」と。


他、王立劇場を使用できない理由については「アメ公に使わせられないんだよ。空気読め。こっちも仕事なんだ」みてーなことを裁判官に言われ「やれやれだな、おい」と引き下がったそーです。

本人が要約した一言「ヤンキー、ゴーホーム」





 王立劇場の件は、本人が強がっているかもしれねーと、勘ぐるしともいるかもしれません。


が、TVで放映されたPMRCとの戦いについては、発端と黒幕、発言した内容が記されとります。


1980年代に「青少年の教育上よろしくないレコードがある」と糾弾したのは、アル・ゴアのカミさんです。糾弾の発端がまったくもってバカバカしい。


詳細は本書を読むか、PMRCについて調べて見てください。


因みに、フランク・ザッパのPVは少ねーですが、You Are What You IsのPVで当時大統領だった故レーガン氏そっくりのモデルさんを起用、電気椅子にかけるっつーことして即放送禁止になりました。今はyoutubeで見られると思いますが。


他にも、今じゃ当たり前の音楽製作機器であるサンプラーを世に広めようとしたのが、ミュージシャン(日本でいうスタジオ・ミュージシャン。)の権利・活動を保護する団体で、保護する以前に仕事を奪ってどうする?だのとチクリチクリと刺してるくだりもあります。





 借金返済のために音響関係の仕事に時間をデビューまで費やしたからか、音にはうるせーです。ギター・アンプとマイクの位置やマイクの種類についても「書き出したらページが足りないほどこだわりがある」っつーくれー。


で、CDが発明された頃、まだまだコストも高く、音もレコードに及ばないことから、今でいうiTunes Storeみてーなビジネスで音楽を聴いて貰うことを企画して売り込むも「こんなの儲からない」と却下されたそーです。まあ、CDのコストが急落してったんで、そーかもしれねーですが、先を読みすぎですね。


あと、海外でもVHSしか入手できねーでしょーが、彼が監修・音楽をつとめたクレイ・アニメ。


こりはブルース・ビックフィールドっつー、特殊クレイ・アニメの達人がザッパ宅に不法侵入しまして、置いてったビデオを観たザッパが「こりゃ凄い!」と製作を持ちかけたもんです。


ブルース・ビックフィールドはライブ映画『ベイビー・スネイクス』でザッパの問いに答えるシーンがあります。完全に電波系です。





 ツアーやスタジオに籠もっていた時間のほーが長いものの、父親としても中々だったよーです。ツアーで自分が不在中、経営している会社を切り盛りしていたカミさんが良妻賢母だったってのもあるかもですが。


まあ、本人がぶっ飛んだことしたりして堕とされては這い上がり、以前よりも賢く、強くなってきたからか、我が子には「自活せよ」っつー信念を教えてたっぽいです。


現に長男のドゥイージルは少年時代から内省的で、PCが流通しだしてから自分で稼いだ金で購入、使い込んでたそーですから。


だからか、ドイツのPC向け音楽ソフト・メーカーNative Instrumentsがギタリスト向けのソフトを発表した際、違和感なく使いこなす姿がメーカーのサイトにて動画配信されとりました。


因みに彼、父親の存在が凄すぎたんで有名になれませんでしたが、ギターの腕前は父親以上です。


次男のアーメットは俳優になりましたが、成功しなかったみてーですね。彼が出演してる作品見たことねーですが。


てか、ピーヴィっつーアンプを主に作ってるメーカーのイベントで、エルヴィスからニルヴァーナまで、ロックの歴史メドレーでドゥイージルと演奏してたんで、俳優だとは思いませんでしたが。





 彼の死後、未発表音源集のCD化や映像作品のDVD化がなされました。


で、その音源集の中にScum Bagなる曲があります。


こり、1971年にフィルモア・イーストにてステージに上がった際、プラスティック・オノ・バンドと共演したときのもんです。


彼は著作権にうるさかった面があり、自身の『フィルモア・イースト』には収録されてねーです。


が、オノ・ヨーコがザッパに無断でScum Bagを自身の作品で発表。しかもザッパのギターの音量を極力下げて。これにはガンギレしたよーです。


これまたyoutubeで映像が見られるんじゃねーかと思いますが、オノ・ヨーコはScum Bag=避妊具のかぶり物してのたうち回ってただけですから。そら怒るわなって違うか。





 かように、フランク・ザッパっつーミュージシャンは、後追い世代でさえ、書き出したら際限がねーキャリアと作品の持ち主です。


実際、常にペンと五線紙は手放さなく、暇があれば曲を書いてたそーですから。


ただ、「やっぱフツーじゃねーよ」と思うのは、あるツアーで風邪をひき、数日喫煙を控えたところ「草木の香りに気づいた」と。でも「そんなの大嫌いだ。それなら煙草を吸い続ける」みてーなことも語っております。


マザーズ(正式名称はマザーズ・オブ・インヴェンションだが、レコード会社から「マザー・ファッカーを想起させる」とし、デビューするために改名。しかし、ファンの間ではマザーズと呼ぶことが一般的。)時代、メンバーのドラッグ問題に憤慨し、以後「未成年、非合法な薬物を常用してる奴はバンドに迎えないことを条件に加える」っつったんですけど、その落差が「法的な問題以前になんか違わないか?」と僕ぁ思ってます。


因みに、スティーヴ・ヴァイは、成人するまでバンドに参加を許されず、フランク・ザッパが弾いたギターを採譜するっつー役を任されてました。微妙なニュアンスや、使用機材とかも記されてるユニークなもんです。僕、その楽譜を持ってるんで、参考までに一枚。


Soul Kitchen(仮)







あ、モンティ・パイソンへの思い入れは次にでも。


ついでに、ザッパの見事な通称「皇帝髭」。これ、鼻の下が平坦じゃねーと上手くはえねーです。


「髭を伸ばすぞ!」と試みた実体験から。



<記事の一部校正ついでに。>

 ザッパ&マザーズからソロ名義に変わった際、音楽性も変遷し、モータウン系のサウンドや、高度なテクニックを用いながらポップな曲が増えていきました。

ただ、初期に見受けられたアヴァンギャルドな作品も発表してましたが。

あと、どこで聞いたか読んだか失念しましたが、テリー・ギリアムと親交があったかと。

映画『200モーテルズ』にて、初期『空飛ぶモンティ・パイソン』でギリアムが手がけたアニメの一つ(人の歯が曲に合わせて上下するもの。)に酷似したシーンあり。



 ゴア夫人は結局、マッチポンプ的な活動が逆効果になり、大統領選で旦那と対立する主義のしとじとを取り込めず、逆に反感を買うことになりました。

でも、まだ同じことをやってるみてーです。とあるキリスト教系新興宗教団体が、先日他界したロニー・ジェイムス・ディオに対し「彼は悪魔のサインを掲げて歌っていた。なんとしても葬儀は阻止すべし」とアホな声明だしてたニュースを読んだんで、ま、効果はあったんでしょーが。

ディオの、メロイック・サインと呼ばれるものは、イタリア式悪霊を追い払うもんだそーです。

「俺が幼少期、(イタリアからの移民だったから)祖母は邪険な目で見られると、睨み返してこのサインを出したんだ」と過去のインタビューにて何度か説明しとります。
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