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On The Road

2010年06月01日 18:31

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、ジャック・ケルアック原作の『路上』の映画化が正式に開始されたと聞きまして、調べたら主要な制作陣・キャストはもう決まってたんですね。

なんか、2006年のニュースも出てきまして、特別アドバイザーみてーな役でコッポラ(勿論、親父の方。)の名前もあったんですが、最新のには名前が連なってねーですね。

で、監督がウォルター・サレスと。僕、未見なんですが、ゲバラをテーマにした映画撮ったしとですよね?

他、ジャック・ケルアックの分身、サル・パラダイス役にサム・ライリー、ニール・キャサディの分身、ディーン・モリアーティ役にギャレッド・ヘドランドが決定済みだと。

僕、どっちも知りませんが、サム・ライリーってジョイ・ディヴィジョンてかトニー・カーティスの伝記映画で無名なのに主役の座をオーディションで手にしたんですね。

で、二作目の主演が『路上』ってすげーキャリアです。

最近の映画はさっぱり観てないんで(一番新しいのが池上遼一の劇画を映像化したような『300』。痛いほどに怒張な男男した作品だった。)ギャレット・ヘドランドの出演作も観てるわけねーんですが、双方ともルックス、体躯ともに「良い仕事してくれそう」な雰囲気が伝わってきます。

特に、ギャレット・ヘドランドは、自動車整備工場で預かってる客の車を「ヒャッハー!」状態で暴走させてるくだりが想像できます。

これで、ビートニク世代の代表作は全て映像化されるわけですか。

ポール・ボウルズの『シェルタリング・スカイ』、ウィリアム・バロウズの『裸のランチ』(完全な映像化は不可能ということで、自伝的小説『ジャンキー』をベースしているが。)に続いて。



 ビートジェネレーション~ヒッピー・ムーブメント~現代を股にかけたチャールズ・ブコウスキーは「俺はビートじゃねえ。ボヘミアン気取りの輩もくだらねえ。...パンクに近いんじゃないか?」みてーなことを言っておりましたが、彼の長編処女作『ポスト・オフィス』も映画化権を誰かが持ってたはずです。

彼の作品は、短編を原作にしたのが三作、脚本を手がけたのが一本ありますが、どれもダミなんすよね。

『ポスト・オフィス』も映像化したら...んー、な内容ですし。

個人的には『くそったれ!少年時代』ですが、一般的には『パンク、ハリウッドを行く』を映画化したらおもれーんじゃねーですかね。

所謂、ハリウッドの裏側をテーマにした作品って結構あると思うんですが、僕と同じで「最近の映画は観ない。好きなのはガキの頃観たものばかりだ」っつーブコウスキーがハリウッドに闖入するお話です。

なので、ジャン・リュック・ゴダールが、熱心にブコウスキーに喋りまくるくだりがあり、周囲が「彼があんなに饒舌になるのを見たことがない」と驚いても「酔っぱらっていて何を聞いたか覚えていない」っつー。

更に、資金調達が上手くいかず、監督のバーベット・シュローダーはゲットーみてーなとこで仮住まいしてたら、家の壁に穴を空けられて飼ってる鶏の卵を盗まれる、外を見ると愛車のボンネットの上でレ○プが行われている、夜になると流れ弾が室内に飛び込んでくるとか、まあ、大変。

ショーン・ペンが「ファンだからノー・ギャラでブコウスキー役をやらせてくれ」と名乗り出るも、デニス・ホッパーが出てきて「ショーンを使いたいならこの条件を飲め」と無理難題を押しつけ、ガンギレとか、ハリウッドの闇じゃなく、ドタバタ劇っつー点で面白いかと。んで、出しゃばらず作家として傍観してるブコウスキーの視点もあり。



 借りてきたDVDを返却してきたんで、やっとこさ購入したラス・メイヤーのヴィクセンBOXに着手です。

で、「単なる予告編とかだけでしょ」と思ってた特典ディスクに感激。

予告編だけじゃなく、中原昌也と柳下毅一郎の対談、『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』のオマージュ作である『プッシーキャット大作戦』のダイジェスト版が収録されとりました。

で、『プッシーキャット大作戦』に「買って良かった」と。

いや、マジで、僕みてーなイカレてる奴にはたまらん特典でした。

『プッシーキャット大作戦』は、純粋な津軽弁じゃねーですが、津軽寄りかつ岩手あたりの訛りが強い東北弁、たまに栃木の方言と思われるもんのセリフです。

『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』の冒頭で助平なオッサンが「ゴー!ゴー!」と煽るシーンを東北弁でオマージュしてんですが、由利徹が存命だったらと思わずにいられません。

嗚呼、僕が夢想してたことが六年以上前にやられていた!と。

しかも、僕が高校の頃からギルガメッシュ・ナイト(注)でお世話になってた、「和製イヴ・メイヤーだ」と思ってた水谷ケイが主役です。

Soul Kitchen(仮)




 水谷ケイは、男の僕からすると「どこをどういぢっているのか?」と見抜けませんが、初めてTVで見たときにヒット・リスト(どんなヒット・リストだよ。)に記されました。

飯島愛が人気でしたが、僕ぁ断然水谷ケイ。

実際、彼女の写真集三冊と、DVD化されてねーソフト路線のVHS持ってます。

彼女、女優志望だったよーで、お子様向け特撮もんの悪玉(ドロンジョ様とかヘドリアン女王みたいな役。)に抜擢されたんですが、演技が大根だったんでまた脱いじゃったっつー経緯があります。(三冊目の写真集から。)

なので、不特定多数に薦められねーながら、『プッシーキャット大作戦』に抜擢されたのは「キャスティング担当、わかってますねぇ」と思いました。

今月の給料入ったらDVD買っちゃおうと思います。

エロティシズムの道はなんとやらです。On The Road。旅はまだまだ続きます。

んなわけで、今日は昨日書き置きしといた記事も追ってアップします。

くだらねーことが二つ学べます...いや、三つ!困ったときのスペイン裁判!



注)ギルガメッシュ・ナイト:今では信じられないが、二十年近く前まで、女性の裸体を放映しており、同番組はAVやヌード・モデルを全面に押し出していた。イジリー岡田が頭角を現したのもこの番組である。

なお、筆者は『エマニエル夫人』シリーズは深夜のTV放送で全て観た世代である。


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コメント

  1. Eve | URL | 79D/WHSg

    1 ■【路上】

    未読なんだけど
    映画は観てみたいデス

    同じ様な
    放浪の旅に出て
    アラスカで
    野垂れ死んで
    一部でカリスマ化してる
    クリス・マッカンドレス の日記やらを
    J・クラカワーが
    《荒野へ》とかゆう書籍
    にした物を

    ショーン・ペンが
    権利買って
    映画化してるみたい

    私は観てないんだけど
    イマイチだと言う噂も…


    ブコウスキーの
    《町で一番の美女》以外

    ハンクさんのオススメって何ですか?

  2. ハンク | URL | 79D/WHSg

    2 ■Re:【路上】

    物語が長すぎるんで、読まない方が先入観なく観られていいかもです。

    ショーン・ペンは、監督としては映画ファンの目からは厳しいのかなぁ。
    『クロッシング・ガード』の最後に「この作品をC.ブコウスキーに捧げる」とクレジットしてるんですが、これは「復讐と狂気の増幅が、きっかけと剥離してないか?」って流れをブコウスキーが提示した「男も女もある日突然、原因もなく狂気が発現する。靴紐が突然切れるように。だから気をつけろ」というのとリンクさせてるのかな?と。個人的に。

    ブコウスキーのオススメは、サクッと読みたいなら『ポスト・オフィス』、映画『バーフライ』の舞台裏を面白おかしく読みたいなら『パンク、ハリウッドを行く』、「この男サイテー!」と憤慨したいなら『詩人と女たち』、「日本も近々こうなるかも」と感じたいなら『くそったれ!少年時代』です。

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