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【思い出の一曲】Forgotten Son/LION

2010年05月19日 19:47

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、ミュージシャンは大変な商売だと思います。特にポップ・ミュージック畑は。
プロとして活動するに至るまでも大変だと思います。
僕ぁ邦楽っつーと伊藤久男とか大昔のもんばっか聴いてまして、ロックだなんだは洋楽が殆どです。
んで、海外コンプレックスっつーか、海外のミュージシャンをスター扱いしてメディアは紹介したがります。
トム・ウェイツが日本だけで人気があるアーティストを皮肉ってBig In Japanっつー曲歌ってましたが。
特にロック・ミュージックが最前線に位置してた頃ですね。
でも、ビジネス・スタイルが異なる海外じゃあ、日本で大手ディストリビューターが販売しても、日本でいうインディーズみてーなもんです。諸々の仕掛け人やらが共謀しねーかぎり。
なので、日本のメディアがスター扱いしても、当人らは本国じゃドカチンしながら活動してたりします。
ただ、収入が不安定ながら、大ヒットを連発すればとんでもねーことになるんで、夢はありますよね。

 ロニー・ジェイムス・ディオが他界したと報じられた日、僕ぁ『ホーリィ・ダイヴァー・ライブ』のDVDを観てました。
ギターは、予定ではディオが発掘したクレイグ・ゴールディだったよーですが、家庭の事情で一時離脱せざるを得なかったため、ダグ・アルドリッチが代役を務めてます。
このしと、仕事人です。ギタリストとしても、そしてミュージシャンの考え方とかも。

 ダグ・アルドリッチは、1980年代のメタル・ブーム期にライオンにてデビューしました。
んで、ケバケバしいルックスやパーティちっくな曲を演奏するアメリカのバンドが多い中、日本人好みの曲が多いんで日本でプッシュされました。ヴォーカルのカル・スワンが「古き良き日のデイヴィッド・カヴァーデイルを安定させたような逸材」だったこともあり。
が、上述のとーり、本国じゃそこらのバンドの一つなわけです。
結局、ドラマーの復帰不能なバイク事故による大怪我やらで解散。
その後、カル・スワンとバッド・ムーン・ライジングを結成しますが、曲の優劣に差がありすぎてフェイド・アウトするよーに消滅しちまいました。

 僕の記憶が正しければ、ダグ・アルドリッチは当時のインタビューでこんなことを話してました。

「憧れの存在と思われることもあるだろうけど、僕だってマクドナルドで転んでそこらにポテトをまき散らかすようなみっともない姿をさらすことだってある。別に特別な存在じゃないんだ」

「僕は他人にひけらかすようなギター・テクニックは使わないよ。基本的なものしか使わない。それでも十分だと思うんだ」


前者のコメントは、本国で「契約してくれるレーベル探すのに苦労してるのに、なんで日本だけ歓迎してくれるの?」っつー、驚きに対してだと思います。
後者のコメントは、謙遜ですね。確かに、驚異的なフレーズとかは弾かねーですが、「背伸びして後年弾けなくなるより、一生弾けるギタリストでありたい」っつー考えがあったんじゃねーかと。

 カル・スワンはかなりのポテンシャルを持ちながら、音楽業界から引退しちまいましたが、ダグ・アルドリッチは地道に自身のバンドやらを経て、大御所バンドに呼ばれては良い仕事をしてます。現在はホワイトスネイクに在籍しとります。
真相はわからねーですが、日本以外じゃ販路すら目処が立たない状況でも高価なアクセサリーを身につけていたからか、カル・スワンは「金持ちのパトロン女に寵愛されている」っつー噂を聞いたことがあります。

 ダグ・アルドリッチは自身のバンドはつまらんかったですが、ギタリストとしては一流だと思います。参加するバンドに見合ったサウンド、フレーズでイメージをぶち壊すこたぁねーです。
事実、『ホーリィ・ダイヴァー・ライブ』でも、ガキん頃に練習しまくったからか、リッチー・ブラックモアっぽく弾いたり、トニー・アイオミっぽくタメて重苦しく弾いたり絶妙です。
スターダムにのし上がらなければ生き残れない業界で、彼は己の芸と考えで活動しているダグ・アルドリッチは「すげぇなぁ」と思います。
んなわけで、独断と偏見で、ライオン時代の曲を聴いてみましょー。
デビュー・ミニ・アルバムに収録されていた曲のリメイクですが、断然こっちのがええです。
しかし、カル・スワンの歌も素晴らしいんすよねぇ。勿体ない。
てか、この曲が収録されてる『Trouble In Angel City』は、猛プッシュされた1st『フェイトル・アトラクション』より良作なのに国内盤出なかった記憶があります。
手元のCDには「Grand Slam」っつーモロにインディなレーベル名がプリントされとります。

<Lion - Forgotten Son>
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