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俺みたいな奴は何万人いるんだ?

2010年04月06日 21:10

  こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、来月しばし帰省します。毎度の事ですが、実家の修繕やら両親に顔を見せるためです。

本来なら、親父どんが実家の修繕やらをするんですが、食道癌を克服したものの術後に投与した抗ガン剤の副作用で軽作業もできねーよーになりましたんで。

ただ、三人しかいねー家族ですが、一家団欒を何よりも喜んでくれる両親の価値観っつーのは、僕って恵まれてると思います。

もし、僕が逆の立場なら、人並みの旅行や外食、金銭を喜ぶでしょーから。



 北海道生まれの僕ですが、実は生まれて間もなく東京に二年、横浜に五年住んでました。

んで、優越感じゃなく「俺はみんなとは違うんだ」と自覚して疎外感を感じたのが北海道に戻ってから、中学校の頃でしたが、思い返すと小学校低学年の頃からです。

図工の時間に、クレヨンで絵を描かされました。

テーマは「楽しかったこと」だった記憶があります。

んで、僕ぁ、同級生と雲梯をゴールにしてサッカーのPKをしたことを描きました。

その日は陽射しが強く風が吹いとりまして、校庭脇に植えられてた木の枝が風で煽られて陽に照らされた葉が脇目に眩しく見えました。

ガキなんで、どう再現したらええかわからず、僕ぁ木の葉を緑色に塗ってから、陽の光を反射した葉を黄緑で上塗りしました。

それを見た担任は、「なんで上から塗ったの?葉っぱは同じ色だよ」と言いました。

でも、僕ぁ同じ色に見えるわけがないと元の色に戻しませんでした。

確かに、言われてみると不自然です。不自然でもそれが記憶に鮮明に残ってて、どう描けばいいかわからんのですから仕方ありません。

頑固だったんです。



 僕のクラスの担任は、戦前生まれの定年間近だっつーのに、帰国子女で流暢な英語も話せれば、クラシック・ピアノも弾けるお嬢様でした。当時の横浜の鶴見区には珍しいインテリ教師でした。

その担任は帰国子女だったからか、権利意識が当時にしては高く、頑固で学校のお勉強よりお魚さんや天体に夢中だった僕を気に入っていたよーでした。

んで、ちょくちょく家庭訪問に来まして、お袋どんに言ったそーです。



「この子には出来る限り良い教育環境で学ばせてください。お金を惜しまないでください」



丁度その頃、親父どんは会社を立ち上げようとしてた頃でして、その後やってくるバブル期に乗って僕ぁヤクザな家柄の息子ながら、お坊ちゃん街道を歩む予定でした。

ほいだら、親類がアホなことしやがりまして、会社設立の資産を親類がこさえた借金のかたがわりにせざるを得なくなりました。



 お嬢様育ちのお袋どんは、今みてーに救済措置がねーんでストレスで心身を病み、僕ぁ北海道に戻って祖父母に預けられました。

先日、コズミック・メイトのミックに奨められて、映画『アキレスと亀』をDVDで観ましたが、あっこまで裕福じゃねーですが、転落してその日暮らしの大人になっちまう展開に、音楽を志したっつー違いはあれど「ああ、俺だ」と思いました。

話逸れますが、あの映画の中盤以降の人の死、特に同じ志を持った仲間の死は現実的な死じゃなく、「一旦諦めたり、信念に疑問を抱いたら死ぬのと同等だ」っつー表現だと思いました。



 果たして、お坊ちゃん育ちで大人になってたら僕ぁどんな大人になってたでしょーか?

多分、嫌な奴です。テメーに甘い性格なんで。

人の迷惑も顧みず、テメーが一番だと思い、損得勘定に長けた、今の僕がぶん殴りてー奴になってたと思います。

こんなこと書くのもなんですが、僕ぁ酒飲まねーで真剣に言葉を研ぎ澄ませば、そこらのライターさんよりは、ええ仕事できると思います。

音楽は色んなしとから影響を受けすぎて真似っこですが、文章に関しては九割は独学ですから。巧拙じゃなく、人を惹きつけるのは影響が少ねぇ方がええと思うんです。

でも、それを売り込もうとしない、するつもりもないっつー。

僕ぁ、僕が書きたいこと書いて、それを読んでくれる奇特なしとのために書いてます。



 親父どんは、「もう一度東京に行ってみたい」とよく言っとりますが、先述のとーりまず無理です。

僕ぁ親父どんが死ぬまでは、その日暮らしな生活をして年に一、二回は長期帰省できるようにしていてーと思います。

でも、親父どんが亡くなったら、お袋どんを連れて東京見物してーですね。

心身を病んで長らく入院してたお袋どんを僕ぁずっと憎んでましたが、それも今じゃ過去のお話です。

ヤクザな家に嫁いで苦労がたえなく、ずっと入院して、退院しても二十年くれードドドド田舎で暮らして、挙げ句、弱った親父どんの面倒を見てるお袋どんの手をひいて、偉そーに、「ここが○○で、あそこが昔××だったとこなんだぜ」って語りたいわけです。
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