FC2ブログ

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

反戦にも色々ある

2010年02月16日 23:42

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。


あー、15年ぶりに映画『マッシュ』を観ました。


根底にあるのは「反戦」でして、これは今観ても同じ感想です。


が、ここ数年で観終わった後の感覚が変わってるなぁ、と。


『マッシュ』で描かれている「反戦」っつーテーマは、『地獄の黙示録』とかもそーですが、戦場にいる兵士たちに着目した戦争の狂気とかアホらしさなんですが、どーも昨今は政治的、いや、極端に言えば宗教的な面から「駄目、絶対!」な風潮でして。あんま書くとアレなんですが、無血開城万歳!みてーな。政経に疎い僕なんかより、ここらへんを危惧してるしとは結構いると思います。





 初めて観たときは単純に「こういうコメディって初めてだ」っつー感想だったんですが、改めて観て思い出したことが色々ありました。(急激に日本が「素人からしても素人、つまりド素人か陰謀ちっくな政策でダメになってってるな」という話はおしまい。)


モンティ・パイソンに通じるもんがあるんですが、彼らはお笑い集団として命がけだったわけで、無名に近いキャストで類似したもんをやるっつーか完成させたのは「あっぱれ!」と。


DVD特典の短い製作秘話に「当時、戦争映画といえば保守的なもので『トラ!トラ!トラ!』『パットン将軍』が同時期に製作されていたので、『マッシュ』は常軌を逸していた」みてーな説明がありました。


えー、黒澤明監督が晩年に「文藝春秋」にて挙げた「名作何十作」にて、『マッシュ』が含まれてました。


で、色々知った今思うと、『トラ!トラ!トラ!』の日本側の監督に抜擢されながらも降板させられた黒澤明が、同時期に製作された『マッシュ』を名作に挙げてたのは皮肉も込めてなのかなぁ、と。


いや、僕の勘ぐりア宮殿かもしれねーですが、『トラ!トラ!トラ!』で黒澤明が試みたことの一つをロバート・アルトマンが『マッシュ』でやって成功してるからです。(無名の俳優を準主役にする等。黒澤明のそういった手法にスタッフが辟易して降板につながったとも言われている。)


ともあれ、映画はよーわからんですが、音楽や文章でしとを泣かせるのは簡単です。笑わせるのは十倍以上、いや、もっと難しいです。


焦臭い昨今、『マッシュ』を改めて観て、「こういうのはもう作られないんだろうな。いや、作れる世相じゃないかもなあ」と思った次第です。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://soulkitchen03.blog130.fc2.com/tb.php/261-e336364a
    この記事へのトラックバック



    QLOOKアクセス解析
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。