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男が好きなやるせないラスト・シーン

2010年02月09日 19:56

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。


あー、僕ぁ北海道出身ですが、津軽地方から嫁さんをもらった家が結構あるんで、津軽弁が話せて聞けるっつー、相変わらずびた一文の得にもならねー特技があります。


母方の実家はルーツが九州ですが、九州から渡ってきたしとが少ねーからか、九州各地の方言やイントネーションはねーです。


ただ、不思議なのは、僕の故郷で最初に定住したのは能登半島の漁師さんで、大謀網っつー効率的な漁業技術の発祥の地でもあります。


なのに、津軽弁主体になったことに興味があります。故郷の歴史的資料とか閲覧可能ならちょっと調べてーとこです。





 方言繋がりで、先日、「全編、津軽弁の映画や小説があったら面白いと思う」みてーな話題を出したら、「河内弁ならある」と聞きました。


勝新太郎主演の映画『悪名』です。


確かに、関西の方言を主体にした映画は多々ありますが、恐らくネイティヴな河内弁を役者さんに話させたんでしょー。津軽弁と同じくセリフで聞き取れないとこがいくつかありました。


てか、河内弁より驚いたのが、『兵隊やくざ』と『座頭市』、『無宿』の印象が強かったで、どうらん塗った勝新太郎が昔の里見浩太朗みてーなふくよかな美青年だったことです。


一体、どこであーなったのか?いや、でも、ガキの頃やってた大河ドラマ『独眼竜正宗』を思い出すと「あの風貌だからよかった」と。





 美青年の勝新太郎に少々「薄気味悪いわい」と思いながら見たらですね、傑作だと思いました。


『悪名』だけじゃなく『続・悪名』を続けて観て一本の映画としてとらえることが前提ですが。


『悪名』は、所謂ハッピーエンドです。でも、『続・悪名』は僕の好きな「不条理というかやるせない」っつーラストです。使い古された手法でしょーが。


原作があっても、続編を前提とした映画って1961年っつー時期を考えると、登場人物や時系列がしっかりしてるなぁ、と。


今時「観よう」と思うしとも少ねーでしょーからネタバレですが、勝新太郎演じる朝吉の、情の深さが招いた人助けが「わいはヤクザは好かん」と言いつつヤクザにならざるを得なくなり、最後は田宮二郎演じる義弟・貞が身代わりみてーな形で刺し殺されるっつー。


んで、日本人の好みからすると、そっから復讐に乗り出して仇討ちして「完」なんですが、戦争の召集により戦地に赴いた朝吉が「(ヤクザの抗争に比べたら)デカイ出入りや。貞、わいももうすぐ行くから待っとれ」で「完」です。


元々、朝吉が「わいがなんとかしたる」と義侠心を見せなかったら、誰も不幸にならずに済んだのに、それが結局、色々と諍いの素になり何も出来ずに戦地で「生きて還れんだろうなぁ」と終わるのが任侠映画っつーより、『マルタの鷹』とかみてーなフィルム・ノワールちっくでええです。全16作ありますが、最初の二作が素晴らしかったんで、あとは観ねーことにします。


「やるせないラスト」は色々あると思いますが、こーゆーラストがたまらないのは男ゆえなんでしょーなぁ、と思いました。
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