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オッサンと一緒にロックのスタンダードを練習

2009年11月25日 20:47

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。


あー、ギターのテクニックっつーのは面白いもんです。


すげートリッキーな弾き方で高度なフレーズが鳴ってたとしても、ギター弾かねーしとにはどーでもよかったりします。


総合格闘技の寝技とかボクシングのガードの仕方と似てますね。ホントはすげー次元で競い合ってんのに退屈に思えることがあります。


まあ、ギタリストを自称しなくても、弾ける身としちゃ、どーでもいいことが出来るよーになりてーもんですが。


んで、こんな僕が言うのもなんですが、テクニックの引き出しが少なくても組み合わせや応用の仕方によってはドラマティックな展開にすることができます。





 えー、tangtang

「ハードロック系で最も弾けるようになりたい曲はUFOのRock Bottom」っつーコメントを目にしまして、「いやー、簡単だよ」とレスしよーとしましたが、十三年ぶりに弾いてみたら弾けねーという。ホント、歳はとりたくねーですね。


で、改めてこの曲を(ギター・パートのみ)分析してみますと、インテンポで完奏できればロック・ギターの基本テクニックの殆どを覚えることができることに気付きました。


いや、やっぱマイケル・シェンカーって天才だな、と。冷蔵庫の残りもんで名店のクソ美味ぇチャーハンを作ってみせるよーなもんです。


んなわけで、下手っぴでおじさんの僕とRock Bottomを練習してみましょー。(ギター・レッスンのブログではないので動画や音源は無し。)





【メイン・リフ】


 ソロを除くと、イントロからAメロでも鳴ってる四小節のフレーズが弾ければこの曲は弾けるよーになったと思ってええです。


ただ、これが意外と難しいんです。


弾くポジション・コースは二通りあると思います。一つは根っこにある六弦を開放した状態のミを弾いた後、五弦のラに行くか四弦のラに行くかです。


僕ぁ、てか、本家もそーだと思いますんで四弦のラに行くコースを選びてーと思います。


難しいのはここです。ラのあと、またミに戻りますが、その際、五弦にピックが当たる確率が高ぇからです。


こりは正確に五弦をスキップできるよーにするか、右手のブリッジ・ミュートで五弦の音を消すかのどっちかです。


んで、また四弦に飛んでソを弾きミに戻り、今度は五弦のレ♯→ミを弾きます。ここまで一小節。


二小節目は四弦ソ→六弦ミときて、また他の弦に飛びたくなりますがここで六弦シ♭→シに行きます。猫だましみてーなもんですね。


その次に五弦でレミレと軽快に一回のピッキングで鳴らします。ハマリング・オンとプリング・オフっつー指で弦を弾く基本テクニックですね。


んで、四拍目のオモテで六弦シを弾いた後、ウラで六弦ミを弾くんですが、そのまま三小節目まで伸ばします。シンコペーションっつーリズムの基本表現の一つですね。


一聴すると、この二小節が繰り返されてるよーに思えますが、基本になる譜割は変わらねーんですが四小節目のシンコペーションが四弦のソを弾いてます。


口ずさむよーに書くと、ミ~ラミソミレ♯ミソミシ♭シレッミレシミ~♪って感じでしょーか。





 僕ぁテケトーなんで正確に計ってねーですが、この曲のテンポは140後半から150前半くれーのBPMだと思います。


んで、この速さで八分音符を弦をダウン・ピッキングっつー下に弾くだけで連続して弾くのはキツいです。六弦と四弦を正確に行き来するのにダウン・ピッキングのみのが簡単ですが。


こーゆー時に返す刀でアップ・ピッキングで弦を弾く繰り返しをオルタネイト・ピッキングと呼びます。これも基本テクニックです。


オルタネイト・ピッキングはよくオモテがダウンでウラがアップ、シンコペーションするときは空振りしたりします。


たった四小節ですが、オルタネイト・ピッキングでこのフレーズを弾くくれーなら全てダウン・ピッキングで弾きたくなるんですが、それだと曲のノリが出せねーんです。


力まずに手首をぶらぶらさせるよーにダウンとアップを使い分けねーと、スウィングした感じが出ません。8ビートですが、ノリは16ビートに近いです。


テクニック的には簡単ですが、ノリを保ったまま延々と繰り返すのが難しいんです。特にリズム感のねー僕ぁ。





【サビ】


 頑張ったご褒美ばりに簡単です。


「ろっぼろーむ♪」っつー歌メロに合わせてDとEのコード弾きです。


んで、C→B→E→D→Eと締めてまたメイン・リフです。飴と鞭ですね。





【間奏】


 ギター・ソロ前に、メイン・リフをブリッジ・ミュートしながら弾き、テンポを落としてC→B→E→Gといったコード弾きの間奏が始まります。これまた簡単。


んで、ギター・ソロに突入するんですが、この間奏のお陰で疾走感が増します。





【ギター・ソロ前半】


 疾走感を醸し出すよーに突入しますが、今度はバンド全体の音量が下がって行きます。


んで、ギターは音量を小さくして弾き、その直後に音量を上げるヴァイオリン奏法なるもんを使います。これも基本テクニックの一つです。


ギター本体のツマミなら3くらいでピッキングしてから絞って音量を上げます。


テンポが速いのに音の立ち上がりが遅くなるわけですから、シンコペーション気味に弾くといい感じになると思います。


ツマミは右手小指や薬指で調節するんですが、ボリューム・ペダルで音量を調節してもええと思います。てか、リズム感のねー僕だとそっちのが本家に近い雰囲気が出るよーに思えます。





【ギター・ソロ後半】


 即興演奏みてーなパートに入っていきますが、簡単だから難しいです。表情のつけかたが抜群に巧いんです。


ギターに釣られるよーにドラムも音量を上げてきて、頂点に達したとこでフィルインしてギターが激しく弾きまくります。


弾きまくるつっても、ラン奏法と呼ばれるもんです。


よくあるのが三弦でチョーキングしてから二弦で三弦と同じ音を連続して鳴らしたり、同時に鳴らして表情をつけるもんですが、同じフレーズを速いテンポで弾くことの総称みてーなもんですね。


なんもテクニック的に難しいことはしてねーのに、後半の一小節だけで「こりゃたまらん!」っつーインパクトがあります。


その後も、三連符でペンタトニック・スケールをうねるよーに駆け上っていったり、フレーズ単位で見ると教則本でよく目にするもんばっかです。


んで、16分音符主体だったのを3連符、8分音符とスロウ・ダウンさせて、最後はキュ~ン...と燃え尽きるよーにチョーキングして〆です。


いやー、なんかいいもん見たわみてーな感動を覚えます。はい。なんなんだ、このお値段半額ムード二倍な気持ちはっつー。





 ギター・ソロが終わると、一発ヤッてむくりと起き上がるよーにサビのコード弾きがあり、またAメロに戻っていきます。


この曲が収録されてる『現象』は、マイケル・シェンカーが加入してからの一作目にあたるんですが、それ以前はブギ主体のバンドでした。


アルバム毎に、意図的に作風が変わるバンドは多々ありますが、Rock Bottomの他にもDoctor Doctorとか同名別バンドばりの変貌っぷりです。


ただ、マイケル・シェンカーがもたらしたもんが大きすぎて、特に名盤に挙げられるライブ盤『ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト』の鬼神のごときギターが凄すぎて、シェンカー主役の曲しか耳にされることがなくなった気がします。後追い世代としては。


『ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト』のLights Outに続いてRock Bottomっつー曲順のインパクトはとんでもねーです。Lights Outで「感情剥き出しですね」ときてRock Bottomで「こいつ化け物か!」と圧倒してますから。スタジオ版は教科書的ですが、ライブ版はソロ・パートが鬼神のごときです。


でも、UFOって僕みてーに後追い世代が思ってるより中庸な曲が多いんすよね。『現象』の一曲目Oh Myとかヘヴィなローリング・ストーンズみてーですし。てかOnly You Can Rock Meはもろにストーンズですが。(これはヴォーカルのフィル・モグの声質と歌唱法も大きいと思う。)
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コメント

  1. tangtang | URL | 79D/WHSg

    1 ■解説thanks!

    すまん、ROMった^^
    解説thanks!
    [Legends Of Rock - Live At Castle Donington]のRock Bottomもいいよ~♪
    L.A. Gunsのはショボかった--;

  2. ハンク | URL | 79D/WHSg

    2 ■Re:解説thanks!

    >Legends Of Rock
    DVDになったウリ・ロートのステージにUFOが参加するやつだね?
    ウリの柔とマイケルの硬の対比が素晴らしい!

    カヴァー好きだと
    http://www.youtube.com/watch?v=xhK40fmAsoQ
    もたまらんです。
    プリーストの『イン・ジ・イースト』の歓声のフェイドインからRunning Wildに続くとこまで再現してる(笑
    こういう愛のあるやつは好きです。

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