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巨星堕つ

2009年08月15日 21:59

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、レス・ポールが亡くなりました。ギブソン社の代名詞と言ってもいいよーなギター、レスポールの生みの親です。

フェンダーっつーとストラトキャスターが代名詞といきたいとこですが、「いや、テレキャスターだろ」っつーしともいるんで、インパクトとしてはそれより上ですね、レスポールは。

てか、フェンダーを創設したレオ・フェンダーはラジオや無線の技術をエレキ・ギターに持ち込んで「ギターが弾けなくても良質なギターは造れる」と証明したのは凄いことですが、ネイティブなフェンダー社のギターは弾き手の巧拙や個性を如実に音にしちゃうんで、僕みてーな下手っぴは諸手を挙げて素晴らしい!とは賞賛できねーです。

レスポールって、重たい代わりに誰が弾いても良い音がするんすよね。んで、シェイプはストラトを原型にしつつ、ピックアップとかはレスポールがルーツっつー他社製のギターを弾くと、音響面に知識や技術があって、なおかつギタリストだったレス・ポールの偉大さを痛感するわけです。

僕ぁ、19の頃に買ったストラトキャスターに拘り続けてますが、ちゃんとしたアンプに突っ込めば良い音が鳴るレスポールも後ろ髪ひかれます。

「ああ、やっぱリペアマンさんの言うこと聞いてレスポールにしときゃよかったかなぁ」と今でも思いますもん。

ストラトキャスターは、前述のとーり弾き手の個性を如実に音にしてくれますが、プロでも大体カスタマイズ(ピックアップをシングル型のハムバッカーにする。)したり、アンプを改造(出力や歪みを強化する。)したり、機材関係で工夫してる人が多いです。例外もありますが。

僕の知る限りですが、一時期のゲイリー・ムーアはBOSSのOD-1っつーオーバードライブをブースターにしてネイティブなストラトで重厚な音を出してました。

あと、エイドリアン・ブリューもフランク・ザッパんとこに居た頃はネイティブなストラト弾いてましたが、音の線が細いストラトっつーと歪ませる音ならアンプはマーシャルのプレキシとかフェンダー・ツインとかだと思うんですが、ジャズコーラス(優秀なアンプだと思うが、ロック向きではない。)に繋いで、後にキング・クリムゾンやTVのCMで披露する象の鳴き声を1979年あたりから弾いてました。(これの秘密はファズの代名詞的なビッグ・マフ(注)を基本にした音作りにあるらしい。)

「なんだよ、エフェクター頼みかよ」っつー話ですが、ブリューの真骨頂は、フィードバックさせてジャズコーラスのツマミをグリグリしてキチガイじみた音を表現することです。

なんつーか、ミキサーやMIDIコントローラーをいじって観客を圧倒するエレクトロニクス系のアーティストの手法をギターで三十年前くれーからやってたっつー。



 話が逸れましたが、エレキ・ギターを徒手空拳で創作して世に広めた巨星が逝ったか、と。

残るは寺内タケシだけですね。ネットが普及して情報量が増した今なら「嘘つけよ」と思いますが、レス・ポールやレオ・フェンダーが手がけたエレキ・ギターの誕生とほぼ同時期に自作エレキ・ギター弾いてましたからね。仮に理屈がわかってたとしても、「どうやればそういうギターが造れるか?」までは知らなかったはずなんで。

最近じゃあ、生真面目にギター練習するしとも少なくなり(ああ、俺か。)、下手くそでも良い音が鳴る新興のギターが仰山ありますが、ギターを低めに構えるジミー・ペイジのステージング(背が低くて手脚が短いと滑稽。)とか、手の平と薬指のミュートを駆使して爽快なソロを弾いてたゲイリー・ムーアを後追いで聴いて育った僕にとっては、寂しいお話です。





(注)ビッグ・マフ:歪みよりも音の伸びが異常なエフェクター。カルロス・サンタナが使用していたことで有名。外観もチープで構造はシンプルだが高価。最近ではサンタナやブリューを知らない世代も使っているが、理由は「カート・コバーンが使っていたから」らしい。ああ、そうですか、押尾学ってわけですか、と。
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