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その昔、廃人さんがいた。

2009年05月20日 21:19

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、「CDが売れなくなった」と言われて十年近く経ちますが、その昔ってか、今でもと思いますが、CDやレコード購買層には廃人が存在します。

僕の記憶が正しければ、「アナログ盤をそのままデジタル化したCDはいかん!CDはCDの音で聴くべきだ!」と、一見正義感に溢れたことを言いつつ、実は画期的な金儲けだったと思い返さずにいられねーのが、ジミー・ペイジのレッド・ツェッペリン全アルバムのデジタル・リマスターで、デジタル・リマスターなんてなんだかそそられる手法を初めてやったと思います。

いや、実際、別次元な音になって再発されましたけどね。二匹目のドジョウ狙いで「デジタル・リマスター化!」と他のバンドも再発されましたが、庶民がつこうてるオーディオ機器じゃ違いがわからんもんが多数で酷いと二回も三回もリマスターされてます。その度に買い直しちゃうファンがいるわけです。キング・クリムゾンの1stなんか何種類リマスター違いがあるかっつー。

が、これはまだ廃人じゃねーです。

廃人は同じアルバムでもジャケ違い(微妙な色合いの違いも含む。)やシングル盤のカップリング曲が異なるもんも買い漁ります。とことんまで行くと、後進国盤まで買っちゃいます。ほら、同じ銘柄の煙草でも味が全然違ったりするじゃねーですか。そーゆースカムっぽいとこにそそられて買っちゃうわけなんですね。しかも、フツーの店じゃ仕入れねーですから。



 デジタル・リマスター化の次は紙ジャケです。

収納に困ってアナログ盤を売ってCDで買い直したしとじとは、昔を懐かしんでまた買っちゃうわけです。

最初に発売したのは日本で、確かキッスだったと記憶しとります。デジパックとか疑似的なもんは以前からありましたが、ジャケットの凹凸とかまで再現したのは凄いと思いますね。ええ。しかも単にプリントしてるだけじゃねーですから、限定生産なわけです。

廃人じゃなくても買い直しちゃったしとは仰山おると思います。

僕もドアーズやレインボー、ホワイトスネイクとか全作買い直しちゃいましたもん。

ほいだらですね、「熱いリクエストに応えてもう一度限定生産」とか帯も当時のアナログ盤と同じにしました!」とか、全然レア感ねーじゃんっつー。あ、でもホワイトスネイクは紙ジャケかつデジタル・リマスター盤の在庫が切れたら数年廃盤だった記憶があるんで買っといてよかったですが。(ヴォーカルとドラムの音が非常に良くなっていた。)

買いそびれましたが、レア感があったのは、ローリング・ストーンズの『スティッキー・フィンガー』で、デニム地にチャックまで再現したバージョンでしょーか。

まるごとデニムに包まれたアトミック・ルースターのがコスト高い気がしますが、そそられ方が天と地でしたね。



 紙ジャケが飽きられたと思ったら、スタジオのコンソール・ルームの音を自宅で!24bit(通常のCDは16bit)高音質リマスター!」ってのが出てきてですね、その次はDVDの記憶容量を生かしたもんとかですね、挙げ句リマスター&リミックス盤も出てきました。

ドアーズがそーなんですが、最初のリマスター盤で「うへぇ、こんなに生々しい音だったんだ」と感嘆した僕ぁ、その生々しい音をプロデュースしたポール・ロスチャイルドが鬼籍に入ってんのに、リミックスしちゃいますか、と。

僕ぁね、長州力が大仁田厚の熱意に応えて有刺鉄線爆破デスマッチを受けて立った時に、特別解説の蝶野正洋が「みどう゛ぇう゛ぁい、ぼう゛ぇはこんう゛ぁのみどう゛ぇう゛ぁい!(認めない、俺はこんなの認めない!)」とリピートしたときの気分で未聴なんです。(単に金無くて買えないだけ。てか、2000年のリマスターで十分だべや。)

んで、最近は名前も覚える気にならねー次世代CDですか。あと、5.1chサラウンド効果が楽しめるDVDとのカップリング再発とか。んな豪勢な設備すらねーですし、あっても活かせるよーなとこに住んでねーですっつー。



 最近は、アラフォーだなんて、あー、最初「それはどんな食べ物なのですか?」と思い、「ああ、要は、女は三十させ頃、四十し頃ね。フヒヒ(なんか違うんだよなぁ。)」と理解した世代をターゲットに、1980年代から1990年代初期の作品が上記のよーな再発状態みてーですが、廃人さんが飛びついたときの半分も売れねーと思います。

不景気ってのもあるんですが、廃人さんって1970年代が青春で、当時は情報量も少なかったわけですから、アーティストや作品に対する思い入れが違うと思うんですね。

てか、伝説化されてるからってわけじゃなく、客観的に1960年代から1970年代にかけて発表された作品って傑作・佳作が多いですもん。



 長々と書いたとーり、商魂たくましー状態が収束せず、「もういいよ、お気に入りのCD千本ノックで聴くから」と新しいアーティストや作品に興味が無くなった僕なんですが、久々に同じ作品買い直しちゃいました。

えー、ついにレディ・ガガの国内盤がリリースされまして、予想どーりボーナス・トラック入りです。んで、初回生産のみ1980円と。

で、既に持ってる輸入盤よりお得なんで、輸入盤売ろうと思ってたんですが、輸入盤には国内盤未収録の曲が一曲あるっつー。汚ねぇ売り方だなぁ。たまげたなぁ。てか、Fashionもボーナス・トラックにしてくれよなぁ。

あー、僕の嗜好からすると「こんな軽薄で廃れやすいもんは認めない。俺は認めない!」と言いそうなんですが、そー思うのと、それとは逆に好きな作品があります。理由はわかりません。

例えば、マドンナに思い入れはねーのに『コンフェッション・オン・ア・ダンスフロア』がツボで、期待して去年出た『ハード・キャンディ』を買ったらガッカリっつー。

作風が違うからっつーのもありますが、多分、性根がねじくれてるからでしょー。

ついでに頼んだ、エマーソン・ボニーラ・バンド(フィーチャリング:グレン・ヒューズ)のライブ盤も届きました。

この手の作品は再発が期待できねーですから、オカズのエロDVDを質に入れても買うべきです。ちょっと廃人さん入ってますが、この勘は当たります。

昔、元ホワイトスネイクの代表曲作曲担当だったバーニー・マースデンと、個性担当だったミッキー・ムーディーが、ドラムにリンゴ・スターのせがれを迎えてライブ盤出しまして、オリジナル曲ちょろっとに、ブルースのスタンダード、ホワイトスネイクの曲っつー構成でした。

売れる売れねー別にすると、「ホワイトスネイクってメタル時代だけじゃなくて、この二人がいねーとダメなんだよぉ」と思ってる僕にとって心に残る名作です。

で、エマーソン・ボニーラ・バンドの、グレン・ヒューズが歌うTarkus聴きました。

ヴォーッ、スゲェッ!予想以上にフィットしとるがな!てか、なんでも歌えんですねぇ。とんでもねーですね。
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