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テラダジュンジ

2009年06月30日 22:42

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、昔ですね、「通販生活」をパロデーにしたよーな名前で「音楽生活」っつー雑誌がありました。

シンコー・ミュージックが出版しとりまして、年に四回くらいのスパンで発行されとりました。

一応、「色んな角度から人々の音楽生活を考察してみる」っつーのがテーマだったと記憶しとりますが、編集者の多くがメタル雑誌「BurrN!」の編集者ってこともあり、考察の仕方も似たよーなもんでした。実際、外部のライターで参加してた吉田豪が「まんまBurrN!ですね」みてーなこと書いてましたし。

とうの昔に何冊かあったのは手元にねーんですが、すげー記憶に残ってる記事があります。

確か「あなたのセットリスト見せてください」みてーなタイトルだったと思います。

週刊誌の「貴女のおっぱい見せてください」のパクリですね。

要は「日頃、繰り返し聴いてるアーティストや曲を教えて下さい」と各方面のしとじとのフェイバリットを紹介するもんです。

そん中で印象に残ってたのが、アイカワタケシです。(ホント、近況聞かないなあ。『虫けら艦隊2001』は書籍化しないのだろうか?)

詳しくは、イラストレーター兼映画評論家でありつつも、好き放題書いた『虫けら艦隊』を読んで欲しいんですが、彼は格好つけねージャンキーだった時期があるしとです。

あー、ジャンキーっつーと、メリケンのゴージャスなしとじとを思い出し、それを、んな金もねーのに真似っこしよーとするもんですが、彼は某咳止め薬をたらふく服用してベロベロになってたしとです。(ここらへんの語り口は同じ物に依存していた中島らもよりリアリティーがあってスカしていないと思う。)

んで、「あなたのセットリスト見せてください」当時は、難病を患ったこともあり、すっぱり足を洗った状態だったんですが、列挙されてるもんがイカレてて、自身も「何もやっていない今の方が狂っている!」みてーなことを一言添えておりました。



これ、すげーわかります。



 えー、「人の悪口は聞こえないよーに言いたまえ!」っつーセリフをネタにしつつも、「彼が変態の~」とか「彼はキチガイだから~」と友人・知人に紹介される僕ぁ、別に意に介してねーです。テメーで「俺、変態!」とか「僕、キチガイ!」とかのたまう輩よりマシだと思いますし。

てか、なんなんすかね、精神的に崖っぷちまで追いやられて、その後も後遺症みてーのとお付き合いしてるわけでもねーのに、わざわざ自分から不名誉なことを自慢するっつーのは。僕がアーティストだクリエイターだと自称他称のしととあんま仲良くしねーよーにしてる理由の一つです。



 何がイカレてて、どーゆーもんがカッチョええのか定義は色々ですが、「僕私は酒以外じゃ酩酊しませんが、こーゆーの好きです。どうです?ゲージツわかってるでしょ?」っつーアーティストがいたり作品があります。



そーゆーの主張されると萎えます。



なんでかっつーと、リーガル(酒・煙草だけじゃなく糖分や脂質等々)/イリーガル(例えば...ギャッ!)問いませんが、依存や中毒してる状態で聴くと素晴らしいと思えるもんて、実は素晴らしく感じられねーです。逆に、誰が聴いてもすんばらしいもんが、更にすんばらしく思えます。

えー、しとそれぞれでしょーが、僕の場合、健康的な生活をおくってる今の方がそー思いますね。

あー、この手のお話は追求して書くと、おまんこ野郎ブログの検閲に引っかかるんでここらにしときましょう。



 最近の僕のお気に入りはキング・クリムゾンの『ディシプリン』です。

鍛錬。耳の痛い言葉です。十年以上ぶりにまともにギター練習すると、数日サボるととっても後退しちゃう今では。てか、脳みそのどっかぶっ壊れてるからか?んなこたぁ、どーでもええや。

当たり前ですが、僕ぁ後追いでキング・クリムゾンを聴いたクチです。なので、リアル・タイムで聴いてたしとや、初期キンクリ(ジミヘンと同じでこの略し方も嫌だ。クリスタル・キング略してクリキンと勘違いするし。)原理主義なしとからすると「こんなの認めない!」なんでしょーが、個人的に『太陽と戦慄』や『レッド』と同等かそれより狂ってると思います。

根暗なイメージが強いキング・クリムゾンですが、それを払拭するよーな曲が収録されてるからです。

重度の鬱から極度の躁になったみてーな。そー考えると、狂ってるだろっつー。

ベースのトニー・レヴィンもとんでもねーですが、デイヴィッド・ボウイのバンドでその存在を知り、色々聴き漁ってた頃にはキング・クリムゾンの裏番になってたエイドリアン・ブリューが居ることが最も狂ってるっつー。



 僕の世代だと、エイドリアン・ブリューっつーと、CMで動物の鳴き声をギターで真似る変人っつーイメージがあると思うんですが、1980年代以降、現在まで続くキング・クリムゾンの中心人物と認識してからは見方が変わりました。

が、更に見方が変わることがありまして、そりは数年前にフランク・ザッパの『ベイビー・スネイクス』が国内初DVD化されたときです。

それまで、デイヴィッド・ボウイがエイドリアン・ブリューを発掘したと思ってたんですが、実はフランク・ザッパが噂を聞きつけてわざわざライブ・ハウスまで足を運んでベタ惚れしたっつーことを知りました。

エイドリアン・ブリュー曰く、ザッパは「君はクソ巧えな」と言い、オーディションをしてバンドに参加させたっつー。

当時のザッパ・バンドに参加する前提は、「未成年ではない」「違法な薬物を常用していない」「指示した通りの演奏ができる」「楽器を演奏しながら歌える」とかだったよーですから、かなり敷居は高ぇです。

フツーの大御所なら「あー、まず音源送って。んで返事すっから」だと思うんですが、本人自らライブ・ハウスまで行って口説いたのは、どっちもすげーことかと。

ほいだら、マネキンの真似したり、女装したり、サンバに合わせて踊るっつー変態ぶりを見せてくれました。演奏も、エイドリアン・ブリュー脱退後もしょっちゅう演奏してたDinah Moe Hummが彼のギターですげー引き締まってるっつー。メタル小僧だったこともあり、テリー・ボジオもいるこのヴァージョンが一番好きです。



 久しぶりに『ディシプリン』を聴いてて気が狂いそーな曲があります。

Thela Hun Ginjeetです。

あー、以前から、この曲聴くと「テラ・ダ・ジュンジ、テラ・ダ・ジュンジ♪」と聴こえるんです。

んで、「ジュンジ」っつー名前の友人に電話をするのです。



「なあ、オマエ、ホントは”テラダ”って苗字じゃないのか?」



友人は、僕が変なもんでも摂取してんじゃねーかと心配しまして、僕ぁ「違うんだ!これが聞こえるか?」と携帯電話をスピーカーに近づけてThela Hun Ginjeetを聴かせるのです。



「ハンクくん。君は疲れているんだよ。僕は忙しい、もう切るぞ。いいな?」



そんなことが何回あったか知れません。

...

......

もしかして、『ディシプリン』じゃなくて僕が狂ってんですかね?

い、いや、とにかく聴いてみてくださいよ、テラダジュンジ!



Thela Hun Ginjeet/King Crimson







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